校長のブログ

7/9 学級紹介シリーズ 2年1組

いわれのない差別の1つ、「就職差別」について真剣に考えました

 シーーーーーン
 まさしく「道徳に集中」の2年1組の生徒たち。

 日本国憲法第22条では、「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転、及び職業選択の自由を有する。」、第27条では、「すべて国民は、勤労の自由を有し、義務を負う。」とあります。
 誰もが職業を自由に選んで働けることを確認し、不当な理由でその自由を奪われる現実について考えていました。

 生徒の感想です。
 「部落差別で職業に就けられないんだなあと改めて知りました。まだこの世の中では差別があること、私は許せません。差別をすると、その人がどんな思いをするのかなどを理解してほしいと思います。」
 「差別されることは、本当に悔しいことだ。」
 「能力よりも生まれた場所などを重視しているから、能力があっても職に就くことができないのはおかしい。」
 「絶対になくさなければならない日本の課題だと思った。」

 「他の人の意見に流されないで、差別をしないようにしたい。」
 「差別を無意識でしているのが一番悪いのかも・・と思った。気づいたらしてしまっていた、ということがないようにしたい。」

 後ろの壁にある2年1組学級目標のように、みんなの笑顔があふれる未来がくることを願わずにはいられません。

 壁の上に貼ってある生活班と環境班の活動計画ポスターには、なぜかアンパンマンが加わっていました。
 正義感の強い2年1組担任の坂西先生の姿に見えました。
 (ポスターの名前は見えないように加工してあります)