校長のブログ

6/25 生徒の学びを止めません(2)

3年1組 スペシャル道徳 人権学習で「差別」を考えました

 先生からの問い
 「なぜこのような差別が繰り返し起きたのだろう?」
 生徒の考え
 「自分が感染したくないから」
 「間違った知識」

 ハンセン病、新潟水俣病、エイズ(後天性免疫不全症候群)・・・。
 人類は、過去、様々な感染症や病気と戦ってきました。
 同時に、感染症や病気による差別問題が繰り返されてきました。
 残念なことです。

 今、新型肺炎ウイルス感染症が収束しない中で、いわれのない差別や誹謗中傷などを受けている人々がいます。
 感染者とその家族、濃厚接触者とその家族、感染のリスクを抱えながら感染症と向き合っている医療従事者とその家族・・・。
 切ないことです。

 1限に、3年1組のスペシャル道徳「人権学習」を参観しました。
 担任の池山先生ではなく、人権教育のスペシャリスト齋藤俊夫先生の授業です。
 感染リスクを下げるため、話し合いではなく、一人一人がホワイトボードに考えを書いて見せあっていました。

 私も一緒に学びながら、二中生が、感染症を正しく恐れ、差別に立ち向かえる人になってほしいと強く思いました。