校長のブログ

8/6 先生方も勉強しています その2

 今日の研修のテーマは、「かかわる同和教育」です。
 講師は、「人権教育、同和教育」のスペシャリスト、二中の齋藤俊夫先生です。

 「部落問題を本当に理解するためには、『差別されたものの痛み』を理解し、共有する努力をしなければなりません。そのためには、被差別部落に入って子どもや保護者、地域住民の声を聞き、真の差別実態を把握する努力が必要となります。」
 校区に被差別部落がある学校に勤務した齋藤先生からの、説得力のある「かかわる同和教育」の視点から始まりました。

 私たちのまわりには、課題を抱えている生徒がたくさんいます。
 そんな生徒に対応する上での我々のポイントは、

・問題行動を起こす生徒は、悩みや課題、問題を抱えている生徒である。その悩みに寄り添う。
・表に出た問題行動だけに着目するのではなく、その背景にある家庭や本人の課題に目を向ける。

 授業後の暑い中で、二中の先生方は、真剣に子どもと向き合うことの重要性と意義を考えました。