校長のブログ

7/18 吹奏楽部 3年生の引退ラストコンサート

 10時から始まったコンサート。

 全8曲、約45分間の会でしたが、とても幸せな気持ちにさせてもらいました。
 そして、地区や県のコンクールが中止となる中、昼休みも一生懸命練習に励んできた3年生の吹奏楽部員の姿を思い出し、涙が出そうなくらい嬉しい気持ちになりました。

 昨年のアンサンブルコンサートの曲、「Cobalt Blue」は、格段の進歩を感じる4人の演奏でした。
 ディズニーのメドレーは、楽しい雰囲気いっぱいでした。
 水球大会の開会式で演奏するはずだった「栄光への架橋」を聞いて、全ての中学生のこれからの未来が幸多いことを祈らずにはいられませんでした。

 大きな困難と多くの制約の中で、こうしてコンサートができたこと自体、奇跡なのかもしれません。
 残念ながら、まだまだ国難の状況は続くでしょう。
 学校だけでなく、我々大人は、子どもたちが希望をもてるようにどのよう導いていけばいいのか、覚悟を問われていることを改めて感じました。

 全演奏が終わって、部長さんの最後のあいさつの中に、家族への感謝の言葉がありました。
 そして、温かくも厳しく指導し続けた吹奏楽部顧問の加藤先生への感謝がありました。
 学校の使命を強く感じた瞬間でした。