校長のブログ

10/9 前期の終業式を体育館で行いました

 全校生徒が体育館に一同に会したのは、もう半年以上も前のことになります。
 1年生にとっては、全校集会の経験がありません。
 一か月以上、市内では新たな感染者が出ていない状況を鑑み、前期の終業式を体育館で行いました。

 生徒の皆さんには、「日頃の感染予防を徹底した上で、前後左右の距離をとり、全員がマスクを着用して、今後も全校の集会を体育館で行っていく予定です。密を避け、おしゃべりしないように協力してください。お願いします。」とお話ししました。

 

 凛とした空気が漂った体育館。
 姿勢を正して、真剣に私の話を聞く生徒たち。
 全校生徒が集まった場で、二中生に望む姿を語ることには意義があることを改めて感じました。

 終業式での講話の最後に、渡辺和子さんが書かれた「置かれた場所で咲きなさい」の一節を紹介しました。

 「人生は学校で、そこにおいては、幸福より不幸の方がよい教師だ」
 「山あり、谷ありの人生、失敗もあれば挫折も味わう、苦労の多い人生から立ち上がる時のほうが、発展の可能性がある」

 新型肺炎ウイルス感染症など、二中生だけでなく全国の生徒に襲いかかっている大きな困難と多くの制約も、その未来への発展につながっていくものと、私は信じています。