学校の様子

第6学年 陶芸を体験 9月28日(火)

アトリエ九禅の寺澤さんを講師にお招きして、陶芸家の仕事について学習しました。

 前半は、陶芸家の仕事内容や陶芸家になるまでの経緯についての話を聞きました。子どもたちからはたくさんの質問が出てきて、それらの質問について、丁寧に答えていただきました。「窯で作品を焼く時には、眠れない日もあるけれど、好きでやっている仕事だから辛いと思ったことはない」「大変だな、嫌だな、と思って仕事に向かうより、少しでも楽しい気持ちで臨んだほうがよい作品やよい時間が過ごせる」などの話を聞き、仕事に向かう姿勢について学ぶことの多い学習になりました。

 最後に子どもたちへのメッセージとして、「芸術は、上手な人だけが成功するのではなく、自分なりの作風を作った人が成功する。何千枚も自分オリジナルの作品をかき続けることができた人は、それが自分の作風として完成して、世に認められることにつながる。みんなも好きなことが見つかったら、とことん突き進むことのできる粘り強さをもってほしい」という言葉をいただきました。

後半は、粘土を使っての作品作りに取り組みました。お皿やカップ、置き物などを作ろうと熱心に取り組みました。焼き上がりは11月下旬の予定です。自分の作品がどんなふうに焼きあがってくるのか、今から完成が待ち遠しい子どもたちです。