お知らせ

NEW 日本文化に親しむ! ~1年生・音楽~

 多目的室から、何やら雅な音が聞こえてきました。

 1年生たちが、音楽の授業で「箏」の演奏に取り組んでいました。ほとんどの生徒たちは初めて触る、箏。今や、箏の音はお正月のテレビ番組やスーパーのBGMでしか聞かないかもしれません。

 日本文化を知ることが、今では「国際理解教育」ともいわれています。なぜなら、世界の方々は、他国の人と会うとき、自らの国の文化を自信を持って語ることができる、それが、国際人としての証と言われています。私が以前勤めた学校で、「日本人は英語が話せても、語る内容を持っていない。自分の夢を堂々と語るとか、せめて、自分の国の文化、住んでいるところの良さの紹介ができるくらいでないと、相手に関心を持ってもらえない。大切なのは英語力だけではなく、自らの夢や体験を持っているかいないかだ」と、海外留学のコーディネーターに言われたことがあります。全くその通りだ、とうなづきました。そのため、その学校では「茶道」と「華道」を学ぶ授業を設けていました。

 三中生性も負けていません。1年生たちはみるみる上手になっていきました。何より、箏に触ることをとても楽しんでいる様子が伝わってきました。発表会を楽しみにしています!