お知らせ

NEW 目標もつ生き方のすばらしさ ~柏刈駅伝競走大会~

 予報を見ていると、雨はもちろん、開催が危ぶまれる悪天候が予想された柏刈駅伝。

 予報をくまなく検討し、落雷探知機も導入し、道路使用許可の延長願を出し、開催にこぎつけました。陸上専門部、並びにスポーツ協会、陸上協会、ボランティアの東京電力やライオンズクラブの皆様、そして顧問の先生方、生徒たちのために本当にありがとうございました。

 この日を目指して練習してきた生徒たちの挑戦の場を大切にしていただいたことに心より感謝いたします。当日はスタート時間を遅らせ、雷雲が行くのを待っての開催となりました。天候は回復に向かい、女子の競争はほとんど雨が当たらない、暑さに苦しむことのない良いコンディションとなりました。男子は、スタートは小雨でしたが、だんだんと悪くなっていきました。しかし、男子たちの激走は、体から湯気が出るほど熱かったです。何より、仲間のためにとタスキをつなぐ、選手たちの走りに感動しました。

 この大会は、エントリーに資格はいらず、走ることが好き、あるいは、走ることはそんなに好きじゃないけど、チームとして、仲間のために走る駅伝は特別、という気持ちで陸上部に限らず、挑戦する選手が多い大会です。お正月の箱根駅伝に多くの国民が勇気づけられるように、駅伝競走は日本人の琴線に触れる競技という感じがします。

 レース結果は、三中チームに栄冠は手に入らなかったのですが、参加選手は三中が一番多かったです。私は、ここが一番うれしいのです。目標をもって、それを目指して一日一日を過ごす生徒たちが、こんなにもいてくれる。どの学年からも選手がたくさん出てくれている。目標をもってそれに向かって生きるという大切なことを私は大事にして欲しいと思っています。もっともっと続けたいところですが、私の一番の感動は、学校だよりの巻頭言に込めようと思います。選手たち、本当によく頑張りました!