学校の様子

北星まつり(6年生)

延期されていた3年ぶりの北星まつりが1月13日(金)に開催されました。3年ぶりということもあり、リーダーとしての動き方、ゲームの内容、全校を楽しませる工夫など、これまでの先輩から引き継いだことを生かして運営するというよりは、新たに考え出したり、実際に動いてみて修正したりと、何度も試行錯誤を重ねてこの日を迎えました。

当日は、子どもたちはとても緊張している様子でしたが、運営委員会のてきぱきとした進行で、タイムテーブル通りに北星まつりを行うことができました。運営委員会は、全体の様子を見ながら指示を出し、全校をリードしていました。

第1部では、ストラックアウトとバケツリレーの競技を行いました。

ストラックアウトは図書委員会が担当しました。玉入れの玉で的当てした点数に加え、どこに飛んでいくか分からないフリスビーの的当てがボーナスポイントとして加算される内容になっており、とても盛り上がりました。子どもたちは夢中になって的当てを行い、どのファミリーも高得点をとっていました。

バケツリレーは健康委員会が担当しました。運ぶ物によって点数が違うため、ファミリーの中で作戦を立てて臨んでいました。バケツからバケツに手を使わずに物を入れて運ぶため、低学年の子どもたちは大変そうでしたが、高学年の子どもたちから励ましの言葉があり、温かい雰囲気で行われました。

第2部では、玉入れとターザンロープの競技を行いました。

玉入れは環境委員会が担当しました。下学年と上学年に分かれて玉入れを行った後、下学年と上学年から1人ずつボーナスボールチャレンジがありました。子どもたちは時間いっぱい玉を投げ続け、対戦チームと競い合っていました。ボーナスボールが入ったチームもそうでないチームも、たくさんの笑顔が見られました。

ターザンロープは給食委員会が担当しました。落ちないようにロープを使って台からマットへ移動し、ファミリー全員がマットに乗って10秒数えることができたら点数が入るゲームでした。順番を工夫したり、みんなで声を合わせて10秒数えたりするなど、協力し合う場面が見られました。低学年の子どもたちをマットまでサポートする6年生の姿が頼もしく見えました。

全ての競技が終わると、ファミリーの中で感想を伝え合ったり、学年代表が感想を発表したりしました。下学年の子どもたちは、「6年生が助けてくれて嬉しかった」「どのゲームも楽しかった」「協力できた」などの感想を発表していました。それを聞いて、6年生は「準備を頑張ってきてよかった」「全校のみんなが楽しんでくれている様子が分かり、嬉しかった」などの感想をもち、達成感を味わっていました。

最後には、生活委員会が結果発表と表彰を行いました。競技の合計点数で順位が決まりましたが、どのファミリーも最後は笑顔で北星まつりを終えることができました。

 北星まつりの振り返りでは、「全校のみんなを楽しませることができたのは、準備を頑張ってきたからだと実感できた」「責任をもって担当の役割の仕事ができた」「勝ち負けが大事ではない。協力して楽しむことができたかの方が大事。」など、新たな気付きもあったようです。全校のため、誰かのために頑張った経験を、中学校、またその先の生活でも生かしていってほしいです。