お知らせ

NEW 令和5年度 初、全校朝会! ~ 任命式&表彰 ~

 今日は令和5年度になって、初めての全校朝会でした。

 3学年全ての生徒が一堂に会したことは、今年度最初の機会でした。コロナ禍、全校朝会はZoomで各教室に配信していたので、本当に久々に全校生徒が一斉に体育館に整列しました。

 最初に、前期・級長、副級長の任命式を行いました。各学級のまとめ役となる彼らが、まっすぐに私に向けてくれる目線はとても力強く、みんなのために頑張るぞ、という気概を感じさせてくれました。代表が決意を述べてくれましたが、立派な態度でした。今まではリモートで、画面でしか感じられなかったわけですが、このしっかりとした姿勢も等身大で伝わり、全校生徒の息遣いが聞こえてくるようで、とてもうれしく思いました。

 次に、陸上競技部の表彰です。4月の大会や競技会で、たくさんの賞状を持ち帰ってきていました。賞状を受け取る彼らは、爽やかな良い表情をしていました。

 メニュー満載の全校朝会でしたので私からは手短に3つのことを話しました。ぜひ、ご家庭で共有してください。

 一つ目は、「正しいことは自信をもって堂々とやろう」ということ。

 努力の末に勝ち取ってきた賞状でしたが、顧問の先生に氏名を呼ばれた時の返事が小さく感じました。賞状は簡単に手にしたわけではないはず。努力の証が賞状です。なにより、唯一無二の存在である、「自分」を表す氏名に返事をする者は「自分一人」しかいないのです。ぜひ、堂々と大きな声で返事をしてほしい、と話しました。そして、落ちているごみを拾うとか、朝活のボランティアをするとか、仲間を助けてあげるとか、「正しいことは、堂々とした態度で」と話しました。

 二つ目は、「学級で行われるべき2つのこと」について。

 仲間の悪いことではなく、良いことに目を向けているか。「ありがとう」など、温かい言葉に満ちているか。学級は失敗をする場所で、失敗に感謝しより良い考えを導いているか。任命された級長副級長たちは、ぜひそのことを振り返ってほしいと思います。

 三つめは、部活動では「3年生には今は悔しさこそが大切」ということ。「1年生には楽しさが大切」ということ。悔しさこそが、次の目標に向かうエネルギーとなる。引退を掛けた本番の試合に挑むまでに、たくさんの悔しさを経験し、心のかまどに火をくべ、もっともっと心に火を付けてほしいと、3年生に話しました。

 1年生には、「その種目の楽しさを教え、その種目をまずは好きにさせてほしい」と話しました。好きになれば、必ず努力が生まれると考えるからです。そのことが今2,3年生の仕事でだよ、と話しました。放課後の部活動集会から1年生が本格入部となります。部活動だけでなく、地域クラブ等にも生かしてほしいと話しました。