学校の様子

自分で考えて行動しよう~相手の気持ちを想像しよう

第2回 全校SSE

 

【6月1日】は今年度2回目の全校SSEです。
6月の生活目標は、“自分で考えて行動しよう~相手の気持ちを想像しよう”
です。
少し長くて難しいですが、
「自分で考え、行動しよう」と
「相手の気持ちを想像しよう」とは、
「相手の気持ちを考えて行動しよう」ということです。
今日のSSEでは「相手の気持ちを考えて行動する」とは
どういうことなのかをみんなで考えていきます。
では、「相手の気持ちを考えて行動する」と、
どんないいことがあるのでしょう?
みなさんは、こんな言葉を知っていますか?
「友達は喜びを2倍にし、悲しみを半分にする」
これは、自分の気持ちを誰かに分かってもらえると、
嬉しいときはもっと嬉しい気持ちになるし、
悲しいときは気持ちが楽になるという意味の言葉です。
嬉しい時や悲しい時に、友達が一緒に喜んだり悲しんだりして、
自分の気持ちを分かってくれたら、嬉しいし、安心しますよね。
相手の気持ちが分かって、一緒に喜んだり悲しんだりすることができる人は、
いろんな友達と仲良くなることができます。
今日は、みんなが友達ともっと仲良くなるために
“相手の気持ちを考えて行動する”ことを学習します。

さて、「相手の気持ちを考えて行動する」とはどういうことでしょう?

「相手の気持ちを考えて行動する」ためには、
「1.相手の表情(顔)や様子を見て、相手の気持ちを考える」、
「2.相手が嬉しくなる言葉がけや行動をする」の2つが大切です。

では、はじめに
「1.相手の表情(顔)や様子を見て、相手の気持ちを考える」
練習をしてみましょう。
ここに、いくつかの顔のイラストがあります。それぞれのどんな気持ちを表しているか考えてみましょう。
→いくつかのイラストを指しながら、
「これはどんな気持ちを表していると思いますか?」と問いかけ、
手を挙げて発表させる。
2~3人に発表させ、大きな拍手とお礼の言葉を伝える。

  
相手の気持ちを考えるためには、相手の表情をよく見ることが大切です。
もっと相手の気持ちを知りたい時には、直接相手に聞いてみてもいいかもしれませんね。 

 


次に、「2.相手が嬉しくなる言葉がけや行動をする」について考えてみましょう。
今から、先生達が劇をします。
相手が嬉しくなる言葉がけや行動をしているのは、どの人か考えてみてください。
また、自分だったらこうするなと考えながら見てください。
それでは、先生方よろしくお願いします。
みんなで合図の仕方を確認します。
先生がシーンごとに始まるときは『よーい』、終わるときは『はい』と言います。
みんなは、『よーい』と言われたら「アクション!」、
『はい』と言われたら「カット」と大きな声で合図をしてください。
では、1回だけ練習してみましょう。『よーい』「アクション」、
『はい』「カット」!いいですね。では、その調子でいきましょう。

※劇


さて、どうでしたか?
  
相手が嬉しくなる言葉がけや行動をするとは、どういうことかわかりましたか?
相手が嬉しくなる言葉がけや行動をするとは、
勇気を出して「あたたかいメッセージ」や「ふわふわ言葉」を使って、
優しい行動」をすることですね。
 
みんなできそうですか?

最後に、今日のSSEで大切なポイントを振り返ってみましょう。
今月は「相手のことを考えて行動する」ように意識してください。
「相手のことを考えて行動する」ために大切なことは、
「相手の表情や様子を見て、相手の気持ちを考えること」と
「相手が嬉しくなる言葉がけや行動をする」ことです。
それでは、教室に戻って、
今度は自分たちで話し合ったり、劇をしたり、見合ったりしながら
「相手の気持ちを考えて行動する」練習をしてみましょう。