学校の様子

【9月8日】人権教育、同和教育の視点に立った「道徳」授業の参観

【9月8日】は、授業参観がありました。今回は、人権教育、同和教育の視点に立った「道徳」授業を1年生から6年生まで保護者の皆様に参観していただきました。
授業は、以下のような内容で、集団や社会生活の中で起こりうる「仲間外し」「決めつけ」「偏った見方」などの場面を取り上げました。それぞれの学級で、差別を受けた人の立場への共感、差別への憤り、差別を許さない実践力等の育成を目指しました。

1年 ぼくもしたい(出典「生きるI」)
辛い思いをしている友達の存在に気付き、その友達の気持ちに寄り添い、自分たちで問題を解決しようとする気持ちを育てる。
「仲間外し」は、絶対にしてはいけないという気持ちを育てる。

2年 リレーきょうそう(出典 生きるI)
リレーで1位になるために、「仲間外し」にされた「てっちゃん」の気持ちを考えることを通して、なかまを大切にしようとする心情や、人権意識を育てる。

3年 「もやもや書き」(出典 「生きるII)
集団や社会の中で「弱い」立場に立った人の気持ちに共感するとともに、理不尽な差別に憤り差別について自分事としてとらえながら、差別をなくすために自分はどうすべきかを考え、行動しようとする心情を培う。

4年 「どうしよう」(出典「生きるII」)
「男の子だから」、「女の子だから」という決めつけの不合理さに気付き、お互いの個性を大事にしていこうとする態度を育てる。

5年 宙に消えたありがとう (出典:「生きるIII」)
「柏木さん」が生活する上で「障害(バリア)はどこから生まれるのか」を考えることを通して、自らの心を振り返り、差別をなくすために自分には何ができるのか、考えをもち、行動する力を付ける。

6年 あったかいプレゼント (出典 「生きるIII」 )
現実にある仕事に対する偏見や差別の事例を通して、仕事に対する意義を正しく理解するとともに、私たちの暮らしは、様々な仕事で支えられていることに気付く。働くことを尊び、感謝する気持ちを育てるとともに、働いている人に思いを巡らせ、職業に対する偏見や差別を見抜き、なくすためには、どう行動するべきか、自分の考えをもち実践する力をつける。