学校の様子

全校SSEを行いました。

5月14日に全校SSEを行いました。


距離を空けて、スクリーンを二つにして実施しました

SSEはソーシャル・スキル・エジュケーションの略語です。
北条小学校が大切にしている取組の一つです。
ソーシャルスキルとは、私達がほかの人との間で“思い”をやりとりするときに使っている技術(スキル)のことです。
言葉を使ってよりよいやり取りができるように学習することがSSEです。
コロナウィルス感染拡大防止のために、学校行事が中止延期変更されている今年はこれまで以上に、学校学級から「思いやりの言葉」が聞こえ、
学習や生活が気持ちよく進められることが大切です。
朝は、全校で、今月のテーマ「あたたかいメッセージ」について学び、
それぞれの1限の授業で学級ごとにテーマについて深めました。

 

全校SSEの概要

学校には、たくさんの人がいます。
●好きなこと、得意なこと、苦手なこと
一人ひとり みんな 違います。
●みんな違ってみんないいのです。

違う人同士が、一緒に 過ごすためには、
●ルールやマナーが必要です。
もしも、ルールやマナーがないと、どうなるでしょう。
●こまったり
けんかをしたりします。

友達と 仲良しになる
みんなが 気持ちよく 過ごすと
心が温かくなります。
●そのために ソーシャルスキルの勉強をします。
●ソーシャルスキルのことを SSEといいます。

SSEを頑張ると、
●友達と仲良くなる
●やる気がでる
●ほめられることが増える
気持ちよく過ごせるようになります。

SSEの勉強を頑張ると、
●大人になっても役に立ちます。
●中学生、高校生になっても
●お仕事をするときも役に立ちます。
大人になってもSSEは必要です。

5月の生活目標「あたたかいメッセージをつたえあおう!」です。
生活目標はみんなで力をいれて取り組むことです。

あたたかいメッセージは、言われるとどんな気持ちになるでしょうか。
●うれしい気持ちになったり
●元気が出てきたり
●心がほかほかあたたかくなる
こんな気持ちになるのが
「あたたかいメッセージ」です。

逆に・・・
●はやくしろよー
●そんなのもわからないの?
こんな風に言われたらどうですか?
言われると嫌なきもちになりますね
これが●つめたいメッセージ「ちくちくことば」です。

それでは、これから先生たちがあたたかいメッセージについての劇を見せます。
こんなときはどうしたらよいのでしょうか。
「よーいアクション!」と「カット」の掛け声を一緒にお願いします。

「あたたかいメッセージ」にもいろいろな種類があります。
●すごいね がんばったね じょうずだね などの「ほめる言葉」
●がんばって どんまい しんぱいないよ などの「はげます言葉」
●どうしたの だいじょうぶ などの      「きづかう言葉」
●ありがとう たすかったよ などの      「感謝の言葉」
他にも「あたたかいメッセージ」はたくさんあります。
ぜひ、自分で見つけて、たくさんのあたたかいメッセージを使ってみましょう。

それでは、教室へ戻って友達といろいろな場面をやってみましょう!


4年生の教室では、学校再開の日に担任の先生が「全校のみんなが、心の温まる言葉掛けができるようになると、安心して気持ちよく生活を送ることができる。」と話をしました。
長い休みが続き、人とのかかわりが少なくなっていたということもあり、温かい言葉掛けについて改めて考える場を設定しました。
全校SSEを受け継ぎ、4年生学級では、
◯転んで泣いてしまった子に対して
◯テストで100点をとった友達に対して
の2つの例で役割を決めて練習をしました。
役割を演じる人とその様子を観察する人に分かれて実際に演じました。
子供たちは練習を通して、温かい言葉掛けをされた人だけでなく、
声掛けした人やその様子を周りで見ていた人も温かい気持ちになれる
ということが実感できたようです。
今回学習したことを日常生活でも生かしていき、学級の友達だけでなく、
いろいろな人とよりよいかかわり方ができるようになってほしいと願っています。