学校の様子

【12月16日】子どもたちから「おもしろい」という声が出る授業を目指します

 冬休みを前に、子供たちから学校生活についてのアンケートを取りました。
 その中で、「授業がよく分かる」には,多くの児童が肯定的に回答しています。
それに対して、「授業がおもしろい」は、ポイントが下になる傾向が見られました。
在る担任は、今後の指導のため、どういうことか理由を子供たちに聞いてみたそうです。
そうしたところ、「体育や理科、図工、総合など『Activeな教科』がおもしろい。」という答えが返ってきました。
「なるほど・・・・。」とは言え、実際子供たちは、授業中は常に課題に誠実に向かっています。
国語や算数の学習の中でも「やってみたい。」という声を出し、やる気を大いに見せながら学習していて、好ましい態度であると担任から聞いています。
「『Activeがおもしろい。」、このことも念頭に置きながら、子供たちと一層「おもしろい授業」を目指したいと語る担任の情熱に心が打たれました。


現在4年生は、算数で小数÷整数の学習を行っています。
ここでは、次の4つの型の計算について学習します。
A:一の位に0が立つ計算
B:わり進める計算
C:商を四捨五入して概数で求める計算
D:決められた位まで商を求め、あまりを出す計算
このように、いろいろな計算の仕方を学習しています。
これらは5年生の小数÷小数の学習の基礎となる大事な内容です。
子供たちの中からはこんな旨のつぶやきがありました。
「新しいことを学習すると、前のことを忘れる。」
担任は、「なるほど」と思い(「なるほど」と思うところがこの担任の優れたところです)、それ以来宿題はその日の学習内容と前時の学習内容とを課すようにしました。
さらに、これまでもそうでしたが、宿題で間違った問題は確実に直すことを一層強化しています。
このことを休み中も継続したいと考え、冬休みに計算ドリルの課題を出す趣旨を学年便りで伝えています。
年末年始を含む休業ですが、どうかご理解をお願いいたします。