学校ニュース

7月1日 学習参観日

  

 昨日は、今年度2回目の学習参観日でした。国語、算数、音楽、学活など、どの教室でも子どもたちは張り切って学習に向かっていました。

 6年生は柏崎市教育センターの田村先生を講師にお招きして、メディアについての授業をしていただきました。学年が上がるとスマートフォンやタブレットなどICT機器を自由に使える環境の子どもたちも増えていきます。でも、その前に、子どもたちと保護者のみなさんにぜひメディアとの上手な使い方を考えてほしいと設定した授業です。 正直、全てが「なるほど」と思う内容だったのですが、中でも特に大切にしたいと思ったことを紹介します。

1 非認知力を鍛える!

 「自制心」「忍耐力」「コミュニケーション力」「やり抜く力」などテストで計測できない力を「非認知力」といい、社会に出た時に必要な力です。これは、実際の生活の中での人間関係でしか身に付けられない。

2 睡眠の重要性

 十分な睡眠をとらないと、学習したことが記憶しにくい。良い睡眠のために、寝る2時間にはメディアに触れないようにする。

3 ネットコミュニケーションでは人間関係づくりの力は育たない

 SNSは気持ちのあう相手限定のコミュニケーション。現実社会ではいろいろな人と付き合っていく。将来人間関係が築けなくて、せっかく就いた仕事ができなくなるなんてことも・・・。小・中学校段階は、選ぶことのできない集団の中で、様々な個性をもつ相手と上手につきあう力を磨く大切な機会。SNSに夢中になっている場合ではない。

 これは、田村先生の話を聞いた私なりの解釈ですが、たくさんの資料に裏打ちされたお話は、大変説得力がありました。子どもたちも、真剣に聞いていました。もちろん、生活する上でとても便利なものです。だからこそ、上手に使わなければいけません。そのためには、大人のコントロールが必要です。