各たより

NEW 俳句、発表会 ~国語・3年生~

 3年生が国語の時間に、創作した俳句の発表会をやっていました。

 タブレットを活用し、俳句と共に俳句の内容を浮かび上がらせるようなアイテムを映し出し、情感を高めていました。一つは、梅雨時の日常にふと目をやる非日常の様子に心が動いたことを読んでいました。雨が降り続く梅雨の日、ふと気が付くと雨宿りに野良猫が縁側で群れていた様子だそうです(3枚目目)。「夏休み」をテーマにした作品が多かったです。こんな発表の中にも、授業者は「この終わり方ってなんていうの?」「この俳句の季語はどれ?」など問いかけて、「体言止め」や「切れ字」など、俳句の学習として学ばせたいことを上手に差し込んで、知識の習得を図っていました。

 部活動がないという「初めての夏」について、どの子の俳句にも言いようのない感傷や哀愁を感じました(1枚目)。一つ上のステージで自分をさらに飛躍させるため、あと半年はその下地となる基本的な学力・生きる力を培う時です。

 御家庭でも、どんな俳句を作ったのか、話題にしてみてください。