各たより

躍動!西山魂、旋風を巻き起こす!~柏刈中学校新人各種大会~

 9/29秋空の下、涼風そよぐとっても快適な天気の中で、柏崎刈羽の中学校1,2年生が集い戦う新人各種大会が行われました。陸上に続いての大会です。

 本校からは、卓球と野球の出場です。野球はこの秋から、地域チームとして「柏崎北部チーム」となり、第二中学校、瑞穂中学校との連合チームとなっています。西部、東部との3チーム総当たり。西山選手は、投手として投げ、また野手として打ち、一生懸命戦いました。初戦を同点で引き分け、延長戦としてタイブレーク方式で決着を付けなければなりません。西部に1点勝ち越しを許し、惜敗。続く、東部との試合では、西山選手のヒットによりチャンスを作り大逆転!5-2と勝利。残すは東部VS西部の戦い。東部が西武に勝つと、3校三つ巴となります。そうなると、北部チームにも優勝の芽が出てきます。後は、祈るのみ・・・

 なんと、本当に東部が西武に勝利!3校の得失点差で決着。何と、北部チームが優勝することが出来ました。他校の選手と協力し、勝利をつかもうと必死にプレイをした。その成果としての優勝でしょう。西山選手たちは、他校の中にあっても、礼儀正しく素直で、何より熱心に野球に取り組む。そんなことを大会本部で他校の指導者がほめていたのを聞き、本当に嬉しく思いました。そんな、日頃の精進、日々の当たり前をきっちりする生活がもたらした、優勝と言えるのではないでしょうか。

 

 さて、卓球はまさに西山旋風吹き荒れる。予選を男女ともに1位通過し、決勝トーナメントで男女ともに優勝!素晴らしい成果を収めました。続く個人戦。女子は準決では西山選手同志の激戦。普段一緒にプレイしているからこそ、より緊張感が漂います。「仲間だからこそ、負けたくない!」。意地と意地とのぶつかり合いでした。だれが勝ってもおかしくない、という激戦を制したのは品田さんでした。1~4位を独占した表彰式は、圧巻でした。本当におめでとう!

 男子は、実は団体戦決勝は手に汗握る試合。2本先行した西山。しかし、次の二本を落とし並びました。勝利は最終5本目の選手に委ねられました。シーソーゲームが続きましたが、平常心で心を強くプレイしていた西山選手の勝利!簡単に勝ち取った勝利ではない分、選手たちの喜びはひとしおの様子でした。個人戦は、この夏の大会の覇者との対決。左トーナメントブロックでは何人もの西山選手が覇者に挑んでいきましたが、惜敗が続きます。対抗の山では、西山選手同志の凌ぎを削る対決。決勝戦は、夏の覇者対、右トーナメントブロックを制した飯塚さん。ものすごいスピードボールが右へ左へとラリーが続き、見ている方はボールを見失うような激しい打ち合いが続きました。結果、飯塚さんが接戦を制し優勝となりました。

 今大会では大会委員長が、「勝つから強いではなく、誰にでも思いやりをもって接し、誰にでも進んであいさつをし、困難に立ち向かう、心の強い姿を見せてほしい。たとえ負けそうになったとしても、試合を投げ出さず自分の全力を出すあきらめない姿勢を見せてほしい。そのことで、自分が強くなり、相手が強くなる。この会場全ての選手が成長できる、そのために、あきらめない姿勢を出し切って欲しい」という話がありました。

 西山中の選手たちの試合を見ていると、正にその通りの姿であったことを、一番うれしく思います。どんな選手と当たったとしても勇敢に挑み、たとえ負けたとしても腐るしぐさもなく、本当にさわやかな戦いでした。

 何よりも、普段の生活を明るくすこやかに送ってくれている西山中選手たち。本番力を出し切れたのも、当たり前を誰にも負けないようにやろうとする姿勢からです。本当に、素晴らしい成果を心から喜びたいと思います。

 みんな、よく頑張りました。おめでとう!

 そして、保護者の皆様、地域の皆様、関係の方々、御支援、当日の応援等本当にありがとうございました。