各たより

晴天の下、秋風吹く爽やかな季節の中で! ~令和4年度 西山中・体育祭~

 9日、日曜日に延期した体育祭。予報通り秋空澄み渡り、素晴らしい天候に恵まれました。

 両軍ともに、一致団結した最高の軍をつくって臨んだ本番。これまでの練習で、1~3年生の学年差を感じない真剣な取り組み。「よくここまで集団を育ててきた」と、開会式で3年生、そしてリーダーたちを褒めました。どちらが勝つのか、結末が分からない、互角の戦いの始まりです。。

 各軍の目指すものを象徴するパネルも、雄々しく優美なものに仕上がりました。

 両軍火花を散らして正面から堂々と戦った各競技と応援。最終的には1点差で、青軍が総合優勝と成りました。応援賞を取った紅軍の団長は「総合優勝したかった。でも、それをした青軍は素晴らしかった」と、最後にエールを送っていました。今まで準備段階から、点数の集計による勝負は続いていたわけですが、自分たちの負けた理由を問うのではなく、「全力を尽くした自軍を越えて行った、相手の努力を誉める」という、素晴らしい人間性を示したくれたことに、生徒と言いながら、感服する思いでした。

 心にあるものをすべて吐き出すような躍動する姿、仲間を思いやり励ます姿が、準備から本番まで随所に見ることが出来ました。「感動した」という言葉しかありません。

 最後は、早く帰りたいだろうに、「パネルのかたづけを手伝ってくれるかな?」という声かけにも笑顔で協力してくれた2年生たちの姿にも、心洗われる思いでした。その2年生たちが言いました。

 「次の合唱祭は、もっと皆さんを感動させますから!」と。育ち育てられ、時代のリーダーたちが頼もしい成長をしています。

 御来場いただいた保護屋の皆様。応援をいただいたりテントの片づけを手伝っていただいたりしたことに、心より感謝いたします。ありがとうございました。