学校だより

5月15日 3年生国語の授業

5月15日 3年生の国語の授業です。

教科書にある次の詩を授業しました。

みどり 内田麟太郎

みどり まみどり

こいみどり

はるの のやまは

よりどりみどり

みどりの ことり

みどりに かくれ

 

さがせど さがせど

こえばかり

 

たくさん音読をしました。

楽しく音読をしました。

詩の特徴について発言しました。

「みどり」が何回も出てくるという発言が出ました。

「みどり」よりたくさん出てくるものがあるという意見が出ました。

「り」です。

10の「り」に番号を付けて、何番の「り」いちばん重要かを討論しました。

「みどり」「よりどりみどり」の「り」という前半の「り」と

「ことり」「こえばかり」の後半の「り」に意見が分かれました。

前半の「り」が重要で、

たくさんの「みどり」にあふれている様子を表している。

題名の「みどり」と同じなので。

という意見が多くを占めていました。

後半の意見は少数でした。その内理由を言ったのは1人。

これまで、発言が少なかった子でした。

みどりがいっぱいののやまでみどりのことりが見えないことを表しているから

という意見でした。

私が、黒板に大きく「みどり」と書くと、

何かに「はっ」と気が付いた子がいました。

「どうしたの」と尋ねると、その子は次のように話しました。

「みどり」の中の「ど」の点々(濁点)を取ると「とり」になる。

「「みどり」の中にとりが(かくれて)いる!」

みんなが、笑いと共に大きな驚きに包まれました。

とても楽しい授業でした。

子どもの感性に感謝