学校生活の様子

総合的な学習の時間について

2年生の本年度の総合的な学習の時間前半は、起業学習をテーマとして進めています。

雰囲気としては、国語や数学などの教科同様で、「起業科」といって良いほどの内容です。

ただ、国語や理科などの教科よりも大変実践的な学習で、グループで考えた会社を毎回より具体的な形にしていく中で、会社の基本を学ぶように進められています。

aisaさんがワークブックを作り、授業も進めてくださっていますが、実によくできた学びの場で、いつも感心して参観しています。

先週は、自分たちの会社をビジネスモデルカードに反映させる学習でした。

今回もそうでしたが、この起業学習で繰り返し立ち返るのは、会社のミッションであり、社会に対する自分たちのビジョンです。

そこから改めて思ったのは、学校は何のためにあるのかという学校のミッションを私たち教職員がどれだけ自覚しているかといことです。そして、学校を通して社会で実現したい私たち教職員のビジョンをもっているのかということです。

つまり、学校の存在意義です。

これからの社会では、会社やチームが自分たちのパーパス(存在意義)をどれだけ自覚しているかが重要とのこと。

本の中で読んでいたことを目の前で示していただいたように思いました。

学校外の方から、私たち教職員が教わることの多いのも、総合的な学習の時間です。