学校ニュース

1月28日 給食週間最終日

 最終日は「かしわざきのき⇒きょうも一緒にいただきます!」です。

 子どもの「孤食」は近年社会問題化されています。孤食は、「1人きりで食事をする」「1人ずつ食べるものが違う」「バラバラの時間に食事をする」ことです。心身の成長期にある子どもたちにとってはいくつかの問題点が示されています。

1 正しい食べ方やマナーが身に付かない

 しっかり咀嚼しない、器に口を寄せる(いわゆる犬食い)などは歯やあごの発達にも影響があります。1人だとついつい早食いになってしまいますが、これは、肥満の原因にもなります。 

2 栄養バランスが崩れる

 好きなものばかり食べがちになるため、健康や体の成長に影響があります。

3 コミュニケーションの欠如

 食事は家族のコミュニケーションの大事な場です。ここで大切な社会性や協調性も育まれます。また、子どもは無意識ですが、寂しさからイライラしたり情緒不安定になり、心の病気も誘発しやすいといわれます。

 感染下のため学校では黙食です。せめて、家庭では会話を交えて会食し、食事の楽しさも味わってほしいです。

 食事は、協調性や社会性を育てる場・しつけの場であり、生活習慣病や偏食防止にもつながります。ぜひ、みんなで一緒に「いただきます」をしたいですね。

今日の献立:麦ごはん、冬野菜カレー、コールスローサラダ、手作りゼリー、牛乳