学校だより

7月22日 着衣泳を全学年で行いました

今年のプール授業の最終日に全学年が着衣泳に取り組みました。

1、2年生は通常の水遊び学習の後に、長袖、長ズボンの体育着を着てプールに入りました。服を着たまま歩く、浮く、プールから上がる活動を通して動きにくさを体感しました。

3、4年生は服を着たまま泳いだり、水の中で服を脱いだりして、水中で体が思うように動かせない体験をしました。ペットボトルを抱えて静かに浮く練習をして、浮く感覚だけでなく、用具を使うことで浮き方のコツを学習しました。

5、6年生は二人一組となり、一人が水の中に落ちたと想定してその対応について学びました。地上で引き上げるときの救助者の姿勢やペットボトルを要救助者に向かって投げる際のポイント、周りの人に助けを求める方法など実際の場面を想定して活動しました。

着衣泳は服を身につけたまま行う水泳学習です。「安全確保につながる運動」として学習指導要領にも記載があります。子どもたちには命を守る学習であることを指導し、体験してもらいました。プールと違い川や海は透明度も低く、流れや深みがあります。水に落ちても慌てずに「浮いて待つ」ことを意識する大切さを話しました。

この着衣泳をもって今季の水泳学習が終わります。保護者の皆様には、これまで子どもたちの健康管理や水泳用具等の準備をありがとうございました。