大洲小ニュース
7月17日 2年生「揚げないフライドポテト作り」
2年生がコミセンのボランティアさんと一緒に、春から大切に育ててきたジャガイモの収穫を祝う「ポテトパーティー」を開催しました。今回の調理は、なんと「揚げないフライドポテト」。フライドポテトは油で揚げるものだと思っていたらそうではありませんでした。
子どもたちはまずピーラーでジャガイモの皮をむき、包丁を使って拍子木切りに挑戦。初めて包丁やフライパンを使う子もいましたが、みんな真剣な表情で取り組んでいました。そして、片栗粉をまぶしたジャガイモをフライパンで炒めます。焦げ付かないように気をつけながら数分焼くと…香ばしい「揚げないフライドポテト」の完成です!
子供たちは出来上がったポテトを口にすると、「おいしい!」とたくさんの笑顔があふれました。自分たちで育てたジャガイモで作ったフライドポテトは、まさに最高の味だったようです。
心配していたケガもなく、安全に、そして何より楽しく美味しい料理を作ることができました。この経験を通して、子どもたちは食への感謝や、協力することの大切さを学べたことと思います。
7月15日 「みんなちがってみんないい」集会
「みんなちがって、みんないい」は、童謡詩人 金子みすゞの詩「私と小鳥と鈴と」の一節で、それぞれの個性や違いを認め合い、尊重し合うことの大切さを示しています。
大洲小学校ではこの言葉が学校の教育目標のひとつになっており、校門から見える教室棟の窓にもこの言葉がデザインされている子供たちにとってもとても身近で大切な言葉です。
毎年7月にせいかつ委員会が中心となり、全校で一人ひとりのよさを考える集会を行っています。今年の集会では、せいかつ委員のみなさんが劇やクイズを交えながら、互いを認め、関わり合うことの大切さを分かりやすく伝えてくれました。それぞれの違いを認め合うことで、新しい発見や気付きが生まれ、さらに仲良くなるきっかけにもなると思います。
これからも、この集会を通して学んだことを日々の生活に活かし、お互いの良いところをたくさん見つけられる大洲小学校であってほしいと願っています。
7月15日 お話サークル「ありす」公演会
大洲地区のお話サークル「ありす」さんによる公演会が行われました。全校児童が一同に集まり、楽しいひと時を過ごしました。ありすさんはもともと大洲小学校PTAによる読書ボランティアグループでした。読書の楽しさを子どもたちに伝えていくうちに、読み聞かせから紙芝居、そしてペープサート、人形劇と発表の幅を広げ、お子さんが卒業してもこうして大洲小の子どもたちのために駆けつけてくれています。結成して20年以上が経ち、今では親となった卒業生からも声をかけられるそうです。
今回は、紙芝居「さるかに合戦」、ペープサート人形劇「かえるのうた」を演じてくれました。紙芝居は以前に大洲小学校で活動していたクラブ活動で作成したものです。人形劇の脚本は今年もオリジナルだそうです。どちらもとっても面白く、子どもたちも最後まで釘付けでした。
総務委員の子供たちが中心となって会を進行しました。楽しいお話を聞かせていただきありがとうございました。
7月10日 学習参観「人権教育、同和教育」授業
7月の授業参観は例年、大洲小学校で取り組んでいる「人権教育、同和教育」の授業を保護者の方に公開しています。
今回もすべての学年で人権について考える授業を行いました。どの子どもたちも資料を読んだり、これまでの体験を想起したりしながら集中して考える姿が見られました。その内容をお知らせします。
1年生は資料「おおかみさんがひっこしてきた」をみんなで読みました。おおかみは、見た目は怖いですが優しい心を知って、外見だけで判断したり、決めつけたりしてはいけないことについて考えました。
2年生は資料「たかしさんの黄色いズボン」を読みました。あだなやからかいなどに対して、勇気をもって正しく行動することの大切さを考えました。
3年生は資料「もやもやがき」を読みました。登場人物の気持ちを考えることを通して、相手の立場に立った行動とはどのようなことかを考えました。
4年生は資料「清掃の仕事」を読みました。清掃作業に携わる人々の思いや気持ちを考えることを通して、差別をしないために自分ができる行動を考えました。
5、6年生は同和教育資料「愛・いのち」の「と場で働く人への差別をなくすために行動しよう」を読みました。と場で働く人が受けた差別やその仕事内容について考え、誤った理解や無知が差別や偏見を生むことを知り、差別をなくすために自分ができることについて考えました。
大洲小学校では人権を自分自身にかかわる身近な問題として気付き、考え、行動する意識を育てたいと考えています。一人ひとりの思いを大切にし、他者を尊重してお互いを認め合える心を育てられるよう、道徳教育を進めていきます。
6月25日 全校体力テスト
縦割り班で体力テストを行いました。体力テストは文部科学省が国民の体力・運動能力の現状を明らかにするとともに今後のスポーツ指導の基礎資料を得ることを目的として全国で行われているものです。小学校は8種目を行いますが、今回は5種目(上体起こし、反復横跳び、立ち幅跳び、長座体前屈、ソフトボール投げ)を行いました。1,2年生がお兄さんお姉さんの超人的な体力に目を丸く、そしてキラキラさせながら見ている姿が印象的でした。あこがれは目標となります。この子どもたちも数年後は下級生の瞳を輝かせてくれることでしょう。
データ資料によると、小学生の総合的な体力は年々低下傾向にあり、特に、上位と下位の差が開く二極化が広がっているといわれています。大洲小学校では今回の体力テストの結果を基に、落ち込んでいる種目を把握し、体育授業で取り入れるなどして体力の向上に努めます。
人生百年時代です。子どもたちが大人になっても体を動かすことが好きでいられるように、環境を整えていきます。
6月24日 3,4年生「笹団子づくり」
2~4時間目に、大洲コミュニティセンターの伊藤さんをはじめ計8名の講師の先生をお招きして、「笹団子づくり」を行いました。始めに大きな団子状になっている米粉を30gずつ計りながら切り分け丸めます。講師の先生方に教えていただきながらあんこを詰めたり、笹をかぶせたり、スゲで巻いたりしながら丁寧に笹団子を作っていきます。途中、あんこがはみ出したり、思うように結ぶことができなかったりしてへこたれそうになる場面もありましたが、最後まで愛情たっぷりに作り上げることができました。
笹団子を蒸していただいている間に、伊藤さんから「なぜ笹団子が作られるようになったのか」「新潟銘菓としてどのように全国に知られていったのか」「米山薬師・えんま市と笹団子の繋がり」など、詳しく教えていただきました。
笹団子は笹の持つ防腐と殺菌作用を利用した新潟を代表する名産品です。今回使用したよもぎ、笹の葉、すげはすべて大洲地区に自生しているものだそうです。昔ながらの知恵と地域の豊かな自然に感心しながら、出来立ての笹団子をほおばりました。家庭へのおみやげにもすることができ、思い出に残る一日となりました。
6月10日 おおすアドベンチャー
「おおすアドベンチャー」を実施しました。おおすアドベンチャーとは、縦割り班で協力しながら地域の名所や史跡を巡り、様々な問題やミッションに挑戦する児童会の活動イベントです。
今年度は学校の周辺から西側が主な冒険エリアとし、陣屋跡、極楽寺、大洲コミセン、勝願寺、豊洲神社、弘法大師御茶之池、港公園、與助道路石碑、番神堂、夕海の10か所がチェックポイントでした。
かなり距離が長いコースでしたが、子どもたちはそれぞれのポイントでクイズやミッションに協力して取り組みました。また、地域の方々と気持ちよい挨拶を交わしたり、一緒に遊んだりする中で班の絆を深めたりしておおすアドベンチャーを楽しんでいました。
実施にあたり、各ポイント箇所で協力いただいたコミセンの皆様、地域の皆様のおかげで事故や怪我なく、安全に活動ができました。大変ありがとうございました。
6月6日 3年生が地域探検に出かけました!
3年生13名が総合的な学習の時間に校区の地域探検に出かけました。この日は、大久保から西本町、中浜へと歩き、ゴールのみなとまち海浜公園を目指しました。
海からの心地よい風を感じながら、子どもたちは御嶽山神社や八坂神社といった地域の寺社を訪問。柏崎の魅力を伝えるため、真剣な表情で見たこと、聞いたことを一生懸命に記録していました。普段はあまりじっくり見ることのない神社やお寺の様子に、子どもたちは興味津々。地域の方に積極的に質問したり、中には他県から訪れていた方にインタビューしたりする姿も見られました。次回は番神方面に出かける予定です。どんな発見があるか楽しみです。
5月29日 「プール清掃」
3年生から6年生37人が協力して学校のプールをピカピカにしました。「みんなで使うプールを自分たちできれいにしよう」と、役割を分担し、プールやプールサイド、更衣室、トイレなどみんなで協力して一生懸命に掃除をしました。初めは落ち葉や折れ枝などがたまり、水も汚れていましたが、みんなで磨いていくうちにきれいになり、最後は写真のようにピカピカになりました。汚れたところがきれいになると嬉しくなりますよね。6月から始まる水泳学習が楽しみです。
5月28日 高学年「租税教室」
高学年を対象とした租税教室が開催されました。柏崎税務署より署員の方を講師にお迎えし、税金の仕組みや大切さについて、大変分かりやすく教えていただきました。
授業では、もし税金がなかったら私たちの暮らしはどうなるのかをアニメーション見ながら具体的に学ぶことができました。例えば、もし税金がなかったら、安全な道路が整備されなかったり、公共の施設が維持できなかったり、病気になったときに十分な医療が受けられなかったりするかもしれません。子どもたちは、税金が私たちの豊かな生活を支えるために、いかに重要であるかを実感したようでした。
また、1億円のレプリカが登場すると、子どもたちからは驚きの声が上がりました。その重さや大きさを実際に感じることで、税金が社会の中で大きな金額として動いていることを肌で感じることができたようです。この租税教室を通して、子どもたちが税金の意味や役割を正しく理解し、社会の担い手として税について主体的に考えるきっかけとなることを願っています。