学校だより

2024年12月の記事一覧

12月19日 5年生 育てた土垂芋で「おいな汁」を作りました

5年生が6月に苗を植えて育てた土垂芋(どだれいも)を先月収穫しました。本日、その土垂芋を使って「おいな汁」を作りました。土垂芋は独特な粘りを持つ南鯖石産の里芋、「おいな汁」は同じく南鯖石地域の郷土料理です。人参、ごぼう、長ねぎ、油揚げ、こんにゃくと一緒に入れて煮込み、しょうゆで味付けをします。調理では大洲コミュニティセンターの6人のベテラン料理ボランティアの皆さんが応援にかけつけ、子どもたちと一緒においな汁を作りました。芋や人参、ごぼうの皮をむいたり、長ねぎや油揚げを切ったりとみんなで協力して調理しました。班ごとに特徴のあるおいな汁が出来上がり、みんなでおいしくいただきました。土垂芋は普通の里芋より少し大ぶりで、ぬめり感よりもホクホク感のある里芋です。1本の苗からでもかなりの量の芋が採れます。市内の地場産野菜を販売しているお店にあるそうなのでぜひ食べてみてください。

12月12日 1,2年生 手作りおもちゃで遊ぼう「スマイルランドへようこそ」

2年生が国語や図工、生活の学びを生かし、手作りの楽しいおもちゃを作りました。昨年は自分たちが2年生から遊びに招待されたので、今年は1年生を招待することにしました。おもちゃ遊びの場を「スマイルランド」と名付け、計画から運営までじっくり時間をかけて準備しました。

1年生にうまく説明するには分かりやすい文章を考えなければなりません。2年生は遊び方や注意点など、1年生にも分かるように説明を考えました。当日は、1年生がいろいろなおもちゃで遊び、2年生がやさしくサポートしました。1年生もとっても楽しかったようで全員が感想を2年生に伝えることができました。やさしさのバトンが今年も受け継がれていきました。

12月10日 お話サークル「ありす」冬の公演会

第2回目のお話サークル「ありす」さんによる公演会が昼休みに行われました。ありすさんは元大洲小学校PTAによる読書ボランティアグループです7月の第1回目の公演は冷房の効いた広い教室が会場でしたが、冬は暖房の効いた多目的室で会場です。全校児童が一同に集まり、お話を聞きました。

会場に入ると真っ暗な部屋の中に人形劇と影絵のステージ。夏とは雰囲気が違います。最初の公演はたくさんの不思議な生き物「いんぐりもんぐり」が音楽に合わせて歌い、踊る人形劇?でした。「いんぐりもんぐり」が所狭しと動き回り、子どもたちからも大歓声です。次はペープサート人形劇。二匹の子豚がたくさんのおいしそうなケーキを前にあれも食べたい、これも食べたいと楽しそうに悩むお話です。最後は斎藤隆介さん作の「花さき山」の影絵です。影絵が本当に素晴らしく、暗闇に色鮮やかな花が浮かび上がり幻想的な世界を作り出していました。これらの作品はすべて、以前、大洲小学校のPTAルームに集まりみんなで手作りしたそうです。ぜひ写真からその素晴らしさを想像してください。

12月2日 1年生 「昔遊び体験」

1年生が大洲コミセンや地域の方々と昔遊びを楽しみました。紙でっぽう、竹うま、おまめとり、お手玉、おはじき、めんこ、あやとり、どんぐりごまなど、全部で9つの遊びを準備してくださり、やったことのない遊びを体験しました。「こうやるんだよ」「上手、上手」地域の方の優しさに包まれて、あっという間に時間がたちました。身近な物や用具を器用に遊び道具に作り変えて遊びを楽しむ祖父母世代の知恵の豊かさに感嘆するばかりです。

11月27日 6年生 室町文化体験「生け花教室」

 6年生が社会の学習の一環として室町時代に大成した文化の一つ「生け花」を体験しました。講師は市内の生け花教室の先生をされている、池坊新潟上越支部引立教授の佐藤幸枝様と助手の田中美緒様です。現代に引き継がれている室町文化はかなり多く、6年生はこれまで木村茶道美術館での「お茶席」、習字の時間の「水墨画」の体験をしてきました。今回は第三弾となります。

 活動では初めに生け花の歴史や技法について学びました。生け花は仏前花として仏教が伝来した飛鳥時代からあることに子どもたちは驚いていました。その後、佐藤先生のお手本を見て、やり方を学びいよいよ生け花を生けます。指導のポイントを意識して思い思いに生けました。一通りできたら佐藤先生や田中先生から見てもらい少し手直しをして完成です。同じ花ですが、一人一人の思いがこもった個性のある作品となりました。

 こうした過去の文化を体験することは、様々な文化が現代まで連綿と受け継がれ、今の生活にも深くかかわっていることを知る機会になるとともに、身の回りの伝統文化にも興味・関心を高めるきっかけになると思います。子どもたちにはこのような伝統文化を大切にする気持ちを持ち続けてほしいと願っています。

 

11月25日 5年生 柏崎地場特産品の里芋「土垂(どだれ)」収穫

5年生が総合的な学習の時間で植えた、柏崎の里芋「土垂(どだれ)」を収穫しました。春に植えた時はとても小さかった苗ですが、夏ごろには子どもたちと同じくらいの背丈まで伸び、どれくらい収穫できるのか楽しみにしていました。収穫当日は天候にも恵まれ、コミセンの方々にも手伝っていただきながら、たくさんの土垂を収穫することができました。この土垂を12月に調理し、「おいな汁」としていただく予定です。たくさん収穫できたので子どもたちはお土産として持ち帰りました。食された皆さん、土垂料理の味はいかがだったでしょうか。