学校生活の様子

秋津タイムス No.295

9月11日(金)

 「道徳」が「特別の教科道徳」として教科化されて1年余りになります。毎週、担任をはじめとする学年部職員が「項目」に沿った教科書の資料を基に教材研究を行い、授業に臨んでいます。教科書を補う資料を自ら調べ、示すなど工夫しています。
 道徳は人としての在り方や生き方について自分なりに考えたり、多様な価値観に触れたり、議論したり、共有したりしながら自己認識をより深めていく時間です。教師の押しつけではなく、自分で考えたり、他人の意見を聴くことに学びがあります。それだけに教師も真剣です。答えが一つではないもの、答えがないものを扱うことが多いのです。教師は自分の人生観と重ね合わせながらも、決して押し付けない、でもこうあってほしいという願いの中で生徒と向き合っています。
 3年生の道徳では「骨髄移植のドナーになるか、否か…」をテーマに、生徒の葛藤場面を引き出す授業が行われていました。