校長のブログ

2020年11月の記事一覧

11/17 月と金星

 明けの明星(あけのみょうじょう)を撮りました。
 「明け」は夜明けのこと、「明星」は金星のことです。

 これから冬の星座が見ごろの季節を迎えます。
 早朝の散歩では寒さを実感しますが、頭上に輝く星座がとてもきれいです。
 オリオン座も手に取れるように見えます。

 11月13日(金)の明け方、細くなった月と金星が並んでいました。
 時折、細い月と金星が接近しますが、とても美しい眺めでしたので(ピンボケですが)紹介します。


11月13日(金)明け方

 金星とともに、水星も月の下に見えるはずでした。
 水星は、金星に比べて地球からずっと離れています。
 「明星」のような輝きではありません。
 今朝も撮影に挑戦しましたが、金星だけがよく見えました。

 昨日は曇っていましたが、先週から雲一つない晴天の日が続いています。
 そろそろ雪を迎えるころとなりました。
 雪道の備えと寒さ対策に万全を期してほしいと思います。


11月17日(火)明け方

11/16 比角地区子ども育成会主催の懇談会に出席しました

 年に一度、比角地区子ども育成会の役員の皆さんと学校職員とが意見交換・交流する貴重な懇談会に出席しました。
 そのときの様子を紹介します。

 18時、いつものコミセン2階の和室ではなく、広い講堂に35人が集まりました。
 学校職員としては、比角小と二中の先生方、そして常盤高校の校長先生と教頭先生が参加しました。
 (「今年もたくさんの生徒が受検するので、よろしくお願いします」と常盤高校の先生にあいさつしておきました)

 最初に比角小の杉山校長先生の講話「地域と学校で作る体験活動」を聞きました。
 工夫された体験活動、子どもたちの生き生きとした取組、地域の皆さんの協力・・・「豊かな体験を積み重ねると人生が豊かになる」杉山校長先生の信念に納得です。


杉山校長先生の講話

 その後、5つのグループで「地域ができること」と「学校が地域にしてほしいことや一緒にやりたいこと」をテーマに話し合いました。

 「小学校から中学校、高校までつながっていく体験活動ができるといいなあ」
 「お互いに負担感なく長く続けられることは何だろう」
 「比角小の避難訓練で、引き渡し訓練の後の地域の避難訓練に参加した。比角小だけではなく二中、常盤高校も一緒の防災学習ができないかなあ」
 「行事に親が来られないときに、地域の方が親代わりで参加するような地域と学校のネットワークづくりが進むといいなあ」
 (中尾の感想・感じ方が大いに含まれているので、発表のままではないことをお許しください)


第1グループは三井田会長が発表

 様々な意見や考えが出された5グループの発表に、参加した皆さんも多くの刺激を受けたようです。
 最後に常盤高校の山田校長先生から、「常盤高校の文化祭やオープンスクールのときは、ぜひ常盤高校にきて校内に入ってください。地域の中の高校としていきたいと思います」とあいさつされました。

 懇談会が終わっての感想
 「小・中・高が揃っている比角地区。それだけでも珍しいことです。地域との懇談会に学校職員が参加する(言い方は的外れかもしれませんが)気軽で緩やかな関係を、今後も大事にしていきたい。そして、比角の地を舞台にして子どもたちが健やかにたくましく成長するように、一層、地域と学校の連携・協働を深めたい。次の一手を何にしようかなあ・・・」


山田校長先生のあいさつ

11/13 朝の風景

 「おはようございます」
 毎朝、養護教諭の寺澤先生と生徒指導担当の齋藤先生が、玄関で生徒を迎えています。
 あいさつする声を聞き、表情を見て一人一人の生徒の調子(体調も心の状態も)をつかむようにしています。
 ちょっと気になる生徒には、優しく話しかけます。
 二中生全員が、学校生活を楽しみにして登校できるようになってほしいと願っています。


8時10分が登校時間です

 先日、秋の花いっぱい運動を行いました。
 いつもは保護者の方と一緒に苗植え作業を行いますが、今回は生徒会とボランティアの生徒でプランターを完成しました。
 新しい花々が生徒玄関に並んびました。
 花のある生活はいいものです。


寒さに強い花々に元気をもらいます

11/12 気持ちのいい朝です

 廊下にて
 (私)「おはようございます」
 (3年生女子生徒)「おはようございます。かわいいマフラーですね。赤いタオルですかあ」
 (私)「ありがとう。フランスのサッカーチームのマフラーなんです(ちょっと自慢げ)」
 何気ない生徒との会話で、朝からぬくもりを感じました。

 校長室の引き戸を開けると保健室が見えます。
 保健室の入口には、「体温計」「消毒用具」を置いた長机があります。
 その長机で、宮崎教頭先生と3年生の女子生徒が何やら話しています。
 (宮崎教頭先生)「yは・・・。絶対値が同じだから・・・」
 (3年生女子生徒)「そうなんですか」
 数学の問題を質問しているところでした。

 受検モードの3年生、みんなファイトだあ!


校長室からそっと撮りました

11/11 今日は人権学習の日です

 「今まで人権の話はあまり好きではなく、関心がなかったけれど、中倉さんの話を聞いて少し自分を見直そうと思った。家に帰ったら、家族に中倉さんのことを伝えようと思った」
 「今回、人は見かけで判断してはいけなかったり、差別によって人の心を傷つけたりすることを知りました。無意識に差別してしまうことがあると思うので、気を付けて生活や行動をしたいと思いました」
 「これから生きていく中で、マイナスだったことがプラスになることが必ずあると信じて生きていきたいなと思いました」


午後の1年2組の様子

 午前中、徳島県から講師でお招きした中倉茂樹さんの講演を聞いた1年生の感想です(比角小6年生、新道小6年生と一緒に聞きました)。
 講演の題は、「ぬくもりを感じて」。
 つらい経験から得た仲間づくりの大切さやぬくもり、誰もがもっている差別心と向き合うことが幸せにつながる・・・たくさんのことを中倉さんから学びました。
 2年生も、薬害差別について講師の方をお招きして講演を聞きました。

 

 午後は、1年生「いじりといじめ」、2年生「AIDS差別」、3年生「就職差別問題」を題材にした授業を通して、人権の大切さについて考えました。
 現在、新型肺炎ウイルス感染症による差別や誹謗中傷、ネットによるいじめが社会問題化しています。
 そして、様々な人権問題が存在します。
 家庭でも人権について話題にしてほしいと感じた(とても充実した)1日でした。