くしらっ子日記

5・6年 陶芸教室

   

  

 今日の5・6年生の図工は「使って楽しい焼き物」という学習で、「陶芸」でした。ギャラリー谷根の陶芸家、嶋田様を講師に迎え、コップを2つ制作しました。

  作り方を紹介します。初めに茶色の益子焼の粘土で紐を作り、その紐をコップ側面の型紙に並べて側面の板を作ります。次に紙コップの周りにその板を巻き付け、コップの形にします。最後にコップの底部分を粘土で作ってコップは完成です。

 その後はコップの飾りつけです。子どもたちは前もってコップの飾りのデザインを考えてきていたので、それをもとに白い信楽焼の粘土で飾りを作り、コップに付けていました。

 粘土に空気が入らないように、薄くなりすぎないように、子どもたちは一心不乱といっていいくらい熱心に粘土を触っていました。嶋田様は「紐から板を作る作り方は難しいんですよ。」と話されていましたが、子どもたちは作業の途中に「できました。」「見てください。」等と嶋田様に何回も確認をしながら進め、大変素敵なコップを作り上げました。2月後半には焼きあがった完成品が鯨波小に届く予定です。

 

 講師の嶋田様が、粘土をこねたり、型紙を用意したりと、事前準備をしっかりしてくださったおかげで短い時間(2時間)で全員の作品が出来上がりました。作り方の説明もとても分かりやすく、また子どもたちにとっても「ギャラリー谷根の嶋田さん」と顔なじみの方でいらっしゃるので、子どもたちは楽々とした気持ちで楽しみながら取り組んでいました。

 嶋田様、大変ありがとうございました。どんな焼き上がりになるのか、楽しみにしています。