槇小ニュース&お知らせ

大きなケーキ 秘話

 150周年記念事業で子どもたちにどんなことをしたいかと各学級の意見を集めた時、「大きなケーキを作りたい」という意見が複数ありました。

 

 150周年記念事業「児童お祝いプロジェクト」の子どもたちとどんなものを作るか、イメージ画を描いたり、話合いを進めたりして、3段ケーキにろうそくやメッセージを書きたいということに決まりました。

 

 「本物のケーキを作ってみんなで食べよう!」「アレルギーがある人もいるから本物のケーキはダメなんじゃない?」「本物で大きいケーキって結婚式くらいのケーキかな?」「本物のケーキだと一日で崩れそうだし、みんなで作るのは難しそう」と話合いはとても的を射ていて、充実しました。

 

 子どもたちの思いを叶えるべく、教職員で「安全で1年間飾ることのできる材質」を検討し、段ボールが安全と判断。段ボール会社に相談しました。すると、特別に設計してくれました。

 

 その段ボールケーキを購入すべく、4月26日の第3回実行委員会に児童お祝いプロジェクトのリーダーと副リーダーが参加し、資金協力のお願いをしたというわけです。

 

 実行委員会での協力快諾を得て、納入をお願いしました。段ボール会社は、柏崎市に営業所がありますが、川口市の本社から社長さん自らが納品に来てくださいました。

 

 

 児童会プロジェクトの子どもたちには、事前に倉庫にしまっておいた大きなケーキを見せました。「わぁ、最高!」「すごーい!」「いいねぇ~」と驚きと感激できらきらとしたいい笑顔が見られました。自分たちが苦労して考えたことが現実に近づくことで見ることができた素敵な表情でした。