学校だより

第43回 新潟県へき地・複式教育研究大会 柏崎刈羽大会

 中通小学校は、複式学級があることから、「新潟県へき地・複式教育研究会」の会員校にあたります。令和3・4年度、柏崎市刈羽村は、県内の市町村の持ち回りで2年に1回行われる「新潟県へき地・複式教育研究大会」の研究発表の指定を受けていました。11月16日(水)は、その指定研究の内容を授業公開する日でした。市内の中通小学校、鯖石小学校、内郷小学校が授業公開を行いました。

 中通小学校は、3・4年生の国語の授業を公開しました。今年度、3・4年生は、総合的な学習の時間、「いいこといっぱい 中通のため池」をテーマとし、中通のため池について調べてきました。

 3年生は国語の授業で、調べてきたため池の情報を報告文にまとめます。4年生は国語の授業で、調べてきたため池の情報を新聞にまとめます。今日の授業では、それぞれ下書きしたものをお互いに発表し合って、「良いところ」や「直した方がよいところ」をお互いに伝え合い、より良い文章に直そうというものでした。

 教室には、公開授業を参観するために、柏崎市内だけでなく、県内各地から27名の先生方が3・4年生の教室を訪れました。それでも、子どもたちは臆することなく、お互いの下書きの「良いところ」や「直した方がよいところ」を一生懸命に伝え合っていました。

 最後は、アドバイスをもとに、自分の下書きをより良いものにしようと推敲していました。途中で時間が来てしまったのですが、「もっと書きたい!」という子どももいたほどでした。

 授業公開後に27名の参観者で行われた研究協議会では、たくさんのお褒めのお言葉をいただきました。子どもたちの頑張りに、本当に助けられた研究大会となりました。子どもたちに心から感謝します!