今日の給食

2024年1月の記事一覧

1月17日(水)こんにゃくの秘密

 今日のサラダにはこんにゃくが入っていました。

ここでクイズです!

「こんにゃく」はもともと何から出来ているのでしょう?次の3つの中から答えてください。

1番:かぶのような野菜から作られる。

2番:じゃがいものような 芋から作られる。

3番:マッシュルームのような きのこから作られる。

 

正解は、2番の「じゃがいものような芋から作られる。」です。

 こんにゃくは「こんにゃく芋」という芋を加工してできる食べ物です。ほとんどが水分でできていますが、グルコマンナンという食物繊維がおなかの調子を整えてくれます。食物繊維は普段の食事で足りなくなりやすいので、積極的に食べましょう。

1月16日(火)冬が旬!大根

 今日の給食には、2つの大根を使った料理が出ました。一つは、マーボー大根です。大根は、一年を通してお店に並んでいますが、冬が旬の野菜で、寒くなるほど甘くなっていきます。これには、冬の厳しい寒さをしのぐ植物の知恵がかくされています。植物に含まれている水分に糖が多く溶け込んでいると凍りにくいため、植物は冷たい土の中で凍ってしまわないように糖分を増やすそうです。旬の大根のおいしさを味わってみてください。もう一つの大根を使った料理は、切干ナムルです。切干大根は、大根を細く切って、外に干してつくります。太陽の光を浴びることで、甘味が増します。甘さだけでなく、カルシウムや鉄分の量も多くなるため、成長期の子どもたちにぴったりの食べものです。

1月15日(月)まゆ玉汁

 今日の汁物には、白と赤の白玉餅が入っている「まゆ玉汁」でした。まゆ玉とは、お正月飾りの一つです。桑や柏の枝に、繭のように丸めた餅や団子をたくさんつけ、小正月に飾ります。まゆ玉を飾る意味は、かつて絹産業が日本を支える産業の一つであったことに由来しています。絹をとりだす繭をイメージしたまゆ玉を飾り、絹や農作物の豊作を祈願するために作られました。現在では絹を作る農家は減少していますが、農作物の豊作を祈る行事として、まゆ玉飾りが残り続けています。

1月12日(金)かしわざき食育5か条の日~「かしわざき」の「き」~

 今日は、月に一度の「かしわざき食育5か条献立の日」でした。今日は「かしわざき」の「き」「今日も一緒にいただきます」がテーマになっています。スキー汁は、レルヒ少佐が日本で初めてスキーを伝えた上越市で、スキー演習の時に食べられていました。寒い冬の山で、大勢で食べる温かい汁物は、心も体も温めたことでしょう。

1月11日(木)開運汁

 今日は、お正月に食べられる、縁起がよい食べ物の蓮根とごぼうが入った汁物が出ました。今年一年運に恵まれますようにとの願いを込めて、「開運汁」という名前です。蓮根にはいくつかの穴が空いていて、向こう側が見通せることから「将来の見通しが良い」と縁起を担いでいます。ごぼうは、地中に根を張り力強く成長することから「延命長寿」の象徴と考えられ、土地に根付く姿に重ね「家族が土地に根付いて安泰に暮らせますように」という願いも込められています。縁起のよい食べ物をおいしくいただき、今年一年の健康を祈りましょう。