学年ニュース

6年:修学旅行⑥

午後の体験・見学のスタートは、小木でたらい舟とイカの一夜干し(塩スルメ)づくりです。たらい舟体験は、子どもたちの楽しみ第3位です。

 

朝から大雨警報が出ていた佐渡地方。出発時から「たらい舟は無理かも…」とあきらめかけていましたが、「たらい舟に乗りたい!」という子どもたちの思いと、「たらい舟に乗せてあげたい!」という担任の願いが天に通じて、雨雲が切れ、たらい舟に乗ることができました。

 

たらい舟は、昔から佐渡の地で漁に使われています。沈むのではないかと怖がる子、気持ちよさそうに景色を眺める子と様々でした。

                        

          

こぐ体験もしました。どうしても思うようには進んでくれません。くるくるその場で回り続ける子もいました。

船頭さんにコツを教えてもらって、上手に操縦できる子もいました。

 

イカの一夜干し(塩スルメ)づくりは、1人2杯のスルメイカをさばきました。佐渡の海風で一夜干しにして、後日船便で送ってもらうことになっています。

                 

          

自分でさばいて作ったイカの一夜干し(塩スルメ)を、家族と味わう日が楽しみですね。

 

たらい舟・イカの一夜干し(塩スルメ)づくりの後は、宿根木散策をしました。

宿根木は、海に向って開かれた集落で、船大工が建てた板張りの家が特徴で、船の船首のようになっている三角家が有名です。

             

   

次は、西三川ゴールドパークで砂金採り体験をしました。砂金採りは子どもたちの楽しみ第2位のイベントです。

佐渡は、金山・銀山で世界遺産登録を目指していますが、ゴールドパークのある西三川地域は、佐渡最古の西三川砂金山があったところです。

                         

          

                                    

緑のボウルに砂を入れて、水の中で振りながらその砂を落とし、砂金を探します。

 

子どもたちは、根気強く、夢中になって、砂をすくっては振り、すくっては振りをくり返して、砂金を見つけていました。採れた砂金は自分へのお土産になりますね。

 

間もなく子どもたちの楽しみ第1位のホテル八幡館に到着予定です。