今日の給食

2024年1月の記事一覧

1月29日(月)給食の歴史

 今日は給食の歴史についてお話します。日本で最初の給食は今から約130年前に山形県の忠愛小学校で始まりました。お弁当を持ってくることのできない子どものために、おにぎりとおかずだけの昼食をだしたことが始まりです。その後、学校給食は全国に広がっていきましたが、戦争のために一時中断されました。戦後、外国からの援助物資によって再開されました。子どもたちの栄養補給のために始められた給食も、今では学校での教育の一つになっています。食べることの大切さについて改めて考えるとともに、食べ物や給食をつくってくれる人へ感謝を忘れずに食べるようにしましょう。

1月25日(木)明治時代の料理メニュー

 今日は明治時代の料理でした。新しいお札に描かれる3人は、共に明治時代に活躍しました。明治時代は、外国との交流が盛んになり、外国から新しいものがどんどんと日本に入ってきました。食べ物も新しいものが入ってきて、これまで日本では食べられていなかった野菜や果物、洋食の食文化が入ってきました。今日は、明治時代に日本で生み出された洋食のハヤシライスと、明治時代に日本に入ってきたキャベツを使ったサラダ、オレンジのゼリーが出ました。新しいお札に描かれる人たちが活躍した、明治時代の料理を味わいました。

1月24日(水)新 しい千円札 「北里柴三郎」 ~熊本県~

 今日は給食週間3日目。今日は、新しい千円札に描かれる、北里柴三郎の出身地、熊本県の料理でした。高菜飯は、熊本県の阿蘇地域の郷土料理です。阿蘇地域は、高菜の名産地として有名で、地元産の阿蘇高菜はブランド野菜にもなっています。また、熊本県の郷土料理にからしれんこんがあります。れんこんの穴や周りに辛子味噌を塗って揚げたものです。今日は、からしれんこんをイメージしたサラダがでました。マヨネーズにちょっぴり辛子が入っていました。汁物は、タイピーエンという熊本県のご当地料理です。熊本市の学校給食でも出されるほどポピュラーな料理だそうです。

今日から給食週間~新しいお札の偉人を知ろう~

 今日から給食週間が始まりました。今年度の給食週間のテーマは「新しいお札の偉人を知ろう!」です。今年の7月にお札のデザインが新しくなります。そこで、今年度の給食週間では、新しいお札に描かれている3人の偉人の出身地の料理や、3人にまつわる料理がでます。1日目の今日は、新しい一万円札に描かれる、渋沢栄一の出身地、埼玉県の料理でした。埼玉県行田市のご当地料理にゼリーフライという料理があります。衣のついていない おからコロッケ のようなもので、昔のお金の銭のような形をしていることから、「ぜにフライ」が変化し、ゼリーフライという名前になったそうです。そして、埼玉県には彩りの国と書いて「彩の国」という愛称があります。そのため、今日は彩りのよいサラダがでました。煮ぼうとうは、深谷市の郷土料理で、深谷市出身の渋沢栄一も愛した料理として伝わっています。新しい一万円札に描かれる渋沢栄一の出身地、埼玉県の味を味わいました。

1月19日(金)ふふっと白菜グラタン

 今日は月に一度の「ぱくもぐランチ」の日でした。今月の献立は、旬の白菜を使った「ふふっと白菜グラタン」です。旬の白菜の甘さと、麩のフワフワの食感を楽しんで食べました。白菜はカリウムがたっぷり含まれています。カリウムは体の中の余分なナトリウムを体の外に出してくれるので、減塩の効果があります。カリウムは煮ると汁に溶けだしてしまうため、煮汁ごと食べるのはカリウムを逃さずに食べるために効果的です。今日のグラタンも煮汁ごと食べることができ、白菜の栄養を逃さずに食べました。旬の白菜は美味しいですね。

1月17日(水)こんにゃくの秘密

 今日のサラダにはこんにゃくが入っていました。

ここでクイズです!

「こんにゃく」はもともと何から出来ているのでしょう?次の3つの中から答えてください。

1番:かぶのような野菜から作られる。

2番:じゃがいものような 芋から作られる。

3番:マッシュルームのような きのこから作られる。

 

正解は、2番の「じゃがいものような芋から作られる。」です。

 こんにゃくは「こんにゃく芋」という芋を加工してできる食べ物です。ほとんどが水分でできていますが、グルコマンナンという食物繊維がおなかの調子を整えてくれます。食物繊維は普段の食事で足りなくなりやすいので、積極的に食べましょう。

1月16日(火)冬が旬!大根

 今日の給食には、2つの大根を使った料理が出ました。一つは、マーボー大根です。大根は、一年を通してお店に並んでいますが、冬が旬の野菜で、寒くなるほど甘くなっていきます。これには、冬の厳しい寒さをしのぐ植物の知恵がかくされています。植物に含まれている水分に糖が多く溶け込んでいると凍りにくいため、植物は冷たい土の中で凍ってしまわないように糖分を増やすそうです。旬の大根のおいしさを味わってみてください。もう一つの大根を使った料理は、切干ナムルです。切干大根は、大根を細く切って、外に干してつくります。太陽の光を浴びることで、甘味が増します。甘さだけでなく、カルシウムや鉄分の量も多くなるため、成長期の子どもたちにぴったりの食べものです。

1月15日(月)まゆ玉汁

 今日の汁物には、白と赤の白玉餅が入っている「まゆ玉汁」でした。まゆ玉とは、お正月飾りの一つです。桑や柏の枝に、繭のように丸めた餅や団子をたくさんつけ、小正月に飾ります。まゆ玉を飾る意味は、かつて絹産業が日本を支える産業の一つであったことに由来しています。絹をとりだす繭をイメージしたまゆ玉を飾り、絹や農作物の豊作を祈願するために作られました。現在では絹を作る農家は減少していますが、農作物の豊作を祈る行事として、まゆ玉飾りが残り続けています。

1月12日(金)かしわざき食育5か条の日~「かしわざき」の「き」~

 今日は、月に一度の「かしわざき食育5か条献立の日」でした。今日は「かしわざき」の「き」「今日も一緒にいただきます」がテーマになっています。スキー汁は、レルヒ少佐が日本で初めてスキーを伝えた上越市で、スキー演習の時に食べられていました。寒い冬の山で、大勢で食べる温かい汁物は、心も体も温めたことでしょう。

1月11日(木)開運汁

 今日は、お正月に食べられる、縁起がよい食べ物の蓮根とごぼうが入った汁物が出ました。今年一年運に恵まれますようにとの願いを込めて、「開運汁」という名前です。蓮根にはいくつかの穴が空いていて、向こう側が見通せることから「将来の見通しが良い」と縁起を担いでいます。ごぼうは、地中に根を張り力強く成長することから「延命長寿」の象徴と考えられ、土地に根付く姿に重ね「家族が土地に根付いて安泰に暮らせますように」という願いも込められています。縁起のよい食べ物をおいしくいただき、今年一年の健康を祈りましょう。