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6年:情報モラル学習

 今日、柏崎市教育センターの田村先生から「『自制心』を鍛え、メディアバランスを考えた生活をしよう! 言われなくても自分から!」と題して、情報モラル教育をしていただきました。

 はじめに、非認知能力を高めることの大切さについて教えてもらいました。

 

 非認知能力とは、意欲、忍耐力、やり抜く力、自制心、社交性、コミュニケーション力などを言います。

 

 この能力を高めると、学力だけでなく、将来の収入にも大きな影響を与えるそうです。

 

 また、大谷翔平選手を例に挙げ、睡眠の大切さについても説明がありました。

 その後、「ネット利用に求められる『自制心』」の話がありました。

 

 相手が好みの近い狭い範囲になっていまうこと(社交性、コミュニケーション力が育たない)。

 

 時間の制限なくゲームやSNSにのめりこんでしまう(自制心がきかない、睡眠不足になる)。

 

 さらに、インターネットは様々なわなが仕掛けられており、情報漏洩や誹謗中傷などのネットトラブルや、大人も騙される(詐欺)危険な世界であり、子どもだけで自由に使ってよい世界ではないという話がありました。

 

 学校では、タブレットを使った学習を行っていますが、正しく使えば有効なツールとなります。

 

 学校での使用は1日2時間程度です。

 

 家庭でもタブレットやスマホ、ゲーム、動画サイト等などのメディアに触れる機会がありますが、家庭での利用も2時間以内に収めることがよいそうです。

 

 2時間を超えると、悪い影響(非認知能力がつきづらい)が加速するということです。

 

 自制心をもって、使い過ぎを防ぎ、集中力を高めるために、メディア機器にふれる時間と場所しっかり分けて決めることが大切だとアドバイスをしてもらいました。

 

 今日の話をもとに、自制心をもってメディアと関われるよう、ご家庭でも見守りをお願いします。