後期終業式
令和5年度後期終業式を行いました。
1年生代表と生徒会代表の2年生より、後期の成果と課題を発表してもらいました。
今年度最終となる校長講話より紹介します。
「‥約1年前の入学式で、新入生に向けて話した内容について振り返りたいと思います。大切にしてほしい3つの出会いについてお話ししました。実は、新入生に向けて話してはいましたが、2・3年生もしっかり受け止めてほしい話として考えたものでした。さすがに覚えていないかもしれませんので、かいつまんでお話します。
大切にしてほしい3つの出会いという話です。
1つ目は人との出会い。新しく出会う先生や成長した先輩、成長している友達、他校の生徒等との出会いをとおして自分と違う考えに触れて、自分の成長に生かしてほしいということ。
2つ目は力との出会い。学力や体力、忍耐力、コミュニケーション力というように、学校生活での様々な経験をとおして身に付く力とであってほしいということ。
3つ目は自分との出会い。これまで自分が感じていた時分と言う存在ではなく、これまで感じたことがない新しい自分との出会いをとおして成長を実感してほしい。 こんな内容でした。
どうでしょうか。人との出会い、力との出会い、自分との出会い。
どれも少しずつ思い当たることがあるはずです。ということは、この1年間で、成長しているということです。
4月に入学してくる新入生から見たら、知っているはずのみなさんが成長した姿、これを肌で感じ、自分もあんなふうになりたい、という対象になるわけです。皆さん一人一人の言葉や態度に経験という重みが乗っかり、自分はこれまでと同じことをしているように感じていても、見ている人はその行動や言葉に宿る力を感じるわけです。」
結びには、「ひとつ上の学年になるに際し、振り返りと新たな決意をもつためにきちんと時間をとってほしい」ことと「一人一人が41年目の主人公になることを期待しています」と伝えられました。