子どもたちの様子

盛り上がっています!「いいかんじ キック野球」

 学校では、できるだけ「密」を避けながら学習活動を行っています。特に、子どもたちの大好きな体育は、どのように展開しようかと工夫しています。

 昨年度まで取り組んできた新潟県・新潟市小学校教育研究会指定研究「体育科教育研究」での成果を生かし「どの子にとってもおもしろい体育」を工夫しています。「どの子にも」「おもしろい」がキーワードです。

 3年生の体育では、今「いいかんじキック野球」で盛り上がっています。ベースボール型ゲームを、どの子にとってもどのように「おもしろく」できるかがポイントです。そして、できるだけ「密」を避ける工夫をしました。守備は○内から一歩踏み出すところまでのエリアでボールをキャッチしたらアウトです。守備を上手くすり抜けたら1塁打。ハードルに表示した「2」「3」「ホームラン」に当たったりくぐり抜けたりしたら、それぞれ2塁打、3塁打、ホームランとなります。チームの全員がキックしたらチェンジです。

 女の子や野球を知らない子にとっても分かりやすく、毎回、たいへん盛り上がっています。さらに、子どもたちからルールの提案や表示ハードルの置き方の工夫があり、毎回進化しています。

 このような社会状況だからこそ、「工夫すること」や「取り組み方」が必要です。これからも「どの子にとってもおもしろい」学習の田尻小モデルを開発していきます。