1 柏崎小学校の教育目標
しんの強い しっかりした子ども
2 グランドデザインのもとになる考え方
(1) 当校の教育課題
当校の教育課題については、基本的には「夢や目標がもてる子どもの育成」「学力の向上」 「いじめの根絶と不登校の解消」「規範意識、基本的生活習慣の定着」の枠組みでとらえます。そこで、とりわけ重視したいのは「いじめの根絶と不登校の解消」です。学校教育活動の土台・根っこに「特別支援教育の充実」「人権教育、同和教育の推進」を据えて児童一人一人の実態に応じてきめ細やかに指導・支援していくことを柱にしています。この土台・根っこを丁寧に育むことで、学力の向上など他の教育課題の解決にもかかわっていくものと信じているからです。
(2) 経営方針のキーワード
3 今年度の重点目標と三つの成果・教育活動
(1) 今年度の重点目標
当校児童・教職員の合言葉
『ゆめときぼう たのしく むねをはれる学校』
この言葉の意味を捉え、実現に向けて、常に意識して教育活動を児童も、教職員も進めています。体育館のステージ右わきに大きく掲げています。
(2) 三つの成果・教育活動
①確かな学力の育成
「基礎的・基本的な知識・技能」の育成を「主体的・対話的で深い学び」を実現する授業づくりを通して推進します。「学んだことを活用する力」の育成を「書く活動」と「話し合い活動」を重視して指導を重ねていきます。一人一人の定着状況をみとり、個別指導に取り組んでいきます。
②豊かな心をはぐくむ教育の推進
「自分の居場所があり、人の役に立っている意識」を<QU調査で満足群8割>で、「つながリアンを実践する行動力」を<アンケートで肯定8割、で評価します。そのために、担任の持ち味を生かし、QU調査に基づく学級経営案の見直し・改善を図ります。また、柏崎小を住んでいる「まち」と捉え、「柏小のまちづくり」として自治的な活動を展開して社会性を育んでいきます。伝統としてつないでいる「つながリアン宣言」「思いやりレター」の取り組みを重ねていきます。
③ 健やかな体をはぐくむ教育の推進
「基本的な動きの習得、調整力・体力向上に向けた意識」を育むことや、自分の生活を振り返り改善していく態度を育むために「マスターライフ」(自分の生活を振り返るための連絡帳兼ノート)を活用していきます。「メディアルール」で減メディアに向けた取組を重ねます。
5 充実した1年のための五つのシーズン
(1) 五つのシーズンと生活目標
① シーズン1(4月1日~5月下旬・運動会まで)「えがおであいさつしよう」
② シーズン2(5月下旬~7月下旬・夏休みまで)「ふわふわことばのわをひろげよう」
③ シーズン3(7月下旬~10月中旬・前期終了)「きづき・かんかえ・じっこうしよう」
④ シーズン4(10月中旬~1月初旬・冬休み明け)「いじめみのがしゼロにとりくもう」
⑤ シーズン5(1月初旬~3月31日)「かんしゃのきもちをつたえよう」
(2) 実践の重点と評価
それぞれのシーズンにおいて、重点的な行事等と生活目標で充実した学校生活を設計します。学年ごとの実践の重点を子どもや保護者に示して、「子どもの姿で語る柏小Plan-Do-Child-Actionサイクル」で、実践と評価、改善を繰り返します。
6 ともに歩む家庭・地域との連携と校内指導体制
(1) 重点的な連携と体制
① 学校評議員会の充実…年3回(うち1回小中合同開催)の情報共有、協力依頼
② 「未来の柏崎を担う子どもたちを育てる会」との連携…「柏崎の教育」の推進
③ PTA・懇談会の充実…参加の促進 子どもの姿で語る懇談会
④ 第一中学校との連携…小中一貫教育の充実
⑤ 校内委員会等の充実…いじめ不登校対策委員会等の充実
(2) 学校評議員会の充実
学校運営を十分に理解し、家庭・地域との連携を積極的に推進していただくために、学校評議員の人員的な充実を図るとともに、1年を通じて継続的に会議を開催します。
年間3回の会議で協議された内容(学校運営の状況理解、地域や諸団体からの情報提供と意見評価、地域や諸団体への協力依頼)は、学校だより「揺籃」等で周知します。