活動の様子

情報モラル授業②

 前回,情報モラル授業の投稿をしました。授業内容を詳細にまとめたものを3学年だよりで紹介していましたので,

ここでも同じものを紹介したいと思います。

 

○脳科学者の川島教授の研究結果から、勉強時間とゲーム時間の調査では、いくら勉強時間が長くてもゲーム時間が長いと成績が良くないことが分かった。一番成績が良いのは自制心を持ち、ゲームを1時間だけに我慢できた中学生。十分に睡眠をとり、テレビやゲーム、SNSは就寝の2時間前に終わらせること。特にメディアが海馬(=脳の記憶をつかさどる場所)に及ぼすダメージが大きい。

○勉強中、スマホが近くにあるだけで、集中力が大きく欠如する。勉強中はスマホと距離をとること。勉強中に友達とスマホでやりとりをしているということは、友達の勉強や生活も妨げているということでもある。 

○ネットの「無料」「割引」に要注意。それ以上の利益が見込めるから企業は行っている。個人情報を抜き取ったり、盗撮、遠隔操作をされたり等の事例もある。みんなが利用しているサービスも安全とは限らない。(情報漏洩等のNEWSもありました)

○ネットを通じて送った写真や動画は地球にスクショがある限り、簡単に世界中に拡散してしまう。映り込んでいる情報は数多い。(瞳の中の風景などから個人が特定されてしまうことも。ましてや制服、ユニホーム等からはすぐに特定できる。)

○誹謗中傷を書き込む人は過去にさかのぼって、すぐに特定され、受験や就職の際に不利になることもある。また、誹謗中傷する人は回りの友人からも嫌われる。

 ○SNSを多用するより、対面のコミュニケーションを大事にして、将来社会に出るときに大切なコミュニケーション能力を高めてほしい。

 

 以上になります。スマホの問題は子どもたちだけではありません。我々大人が正しい使い方を心掛けることも大切なことの一つなのかもしれません。