桜プロジェクト

春 待望の桜3

思い起こせば2年前にスタートした桜プロジェクト。多くの皆様のご理解とご協力により、一歩ずつ着実に進んできました。皆様のご協力に心より感謝申し上げます。

令和元年度は、「きずな学年」の6年生が中心となり桜プロジェクトの土台作りを進めてくれました。その成果は、令和2年3月24日の桜の先行植樹(9本)として結実しました。

令和2年度は、「にじいろ学年」の6年生が活動を引継ぎました。酷暑の中、毎日、朝に夕に水やりを欠かさず先行植樹の桜を守り続けました。それが見事に令和3年3月に花を付けました。まさに、日吉の大地から得た力を見事な花として開花させてくれました。11月3日には、待望の第1期植樹として、ソメイヨシノ・陽光桜・枝垂れ桜を合わせて24本(他に先行植樹の枯れた桜の植替え2本)を多くの方の力で実施しました。この桜が花開くのは、もう1年先の令和4年の春でしょう。

令和3年度は、今の5年生「チャレンジ学年」が中核となってプロジェクトを進めてくれます。5年生は、学校田で収穫したお米を地域の皆様にお買い求めいただき、その収益を令和3年度の桜プロジェクトに寄付してくれました。他の学年の子どもたちも、家で出たアルミ缶を集めてリサイクルする活動に協力し、桜プロジェクトの資金を増やしています。このように多くの子どもたち、保護者・地域の皆様、遠方におられる日吉小卒業生の皆様からご支援をいただきながら、歩み始めた桜プロジェクト。これから力強くそして美しい桜が咲き誇る「桜の里」の実現に向けて、努力を続けてくれることと願っています。これまでの皆様の篤志に心から感謝申し上げ、御礼にかえさえていただきます。ありがとうございました。

令和3年3月31日 

日吉小学校第30代校長 茂木 徹