学校生活

6年生 校内なわとび大会 もう1回やりたいで賞!

 火曜日に,小学校生活最後の校内なわとび大会を行いました。年明けから練習を重ねてきたところで,新型コロナウイルス感染症拡大防止のため,練習ができない時期もありました。なかなか万全の状態で臨めずに迎えたところもあった中行った,本番。1回目も2回目も10回以上引っかかってしまい,結果は268回でした。奇跡的になんとか全校の中で1番良い記録となりましたが,大会後の子どもたちの顔は晴れない顔ばかり…。

 その後,この大会の自分たちの頑張りに賞を付けるとしたらといった視点で振り返りを行いました。300回以上を達成できなくて悔しかったと話す子。悔しさはあるけれど,ここまで毎日練習をし努力してきた自分たちは頑張ったし,仲間との連携力はアップしたと話す子。練習の時に,チャレンジ学年最高記録である298回を出せたから,自分たちはよくやった!と話す子。そして,最後に「もう1回やりたいで賞」と話す子に「おぉ~!それいいね。」と反応する子どもたち。次こそ300回出したい!という思いがその賞にあることにみんなが賛同し,最終的にこの賞に決まりました。

 一人一人が自分の考えや思いを話していくうちに,どよんとしていた顔がだんだん晴れてくるのが見えました。賞が決まる頃には,少しは本番の結果だけでなく,練習での頑張り,仲間との協力する力の向上,練習も本番もたくさん聞かれた失敗したときの温かい声掛け…大会までの過程を認める前向きな気持ちになったようです。うまくいくことばかりだけが人生でではありません。卒業前に大切なことを校内なわとび大会で学んだ子どもたちでした。