学校生活

6年生 国語科公開授業「筆者の意図をとらえ,自分の考えをもとう―『時計の時間』と『心の時間』(説明文)―」

 9日(水)に国語の公開授業を行いました。「時計の時間と心の時間」という説明文の筆者である一川さんがどんな書き方の工夫をして、「心の時間に目を向けてくださいね。」と言っているのかを考えました。筆者の主張を読み手に伝えるために,事例を挙げて述べ、その順番も「共感しやすい順番」に並んでいることを見付けていった子どもたち。読み手に自分の主張を納得させたいという一川さんの書き方の工夫について、これまで「双括型」「事例を挙げて述べる」「図やイラストを入れて説明する」の3つを見付けてきました。そして今回のものと合わせると「事例の順番」も入れて4つもあることに感心したと共に、この書き方の工夫を生かしてこれから文章を書いていきたい、次の説明文もここに着目して読んでいきたいと意欲を高めていました。難しい問題に向かってあきらめずに、みんなで話し合い、力を合わせて解決しようと「挑」む姿に、頼もしさを感じました。