学校の様子

2020年6月の記事一覧

あいさつ運動がはじまりました

【6月8日】から、12日(金)までの1週間、
今年度1回目の「小中合同あいさつ運動」を行います。
今朝は、児童玄関で担当の中学生が、私たちを迎えてくれました。
昼休みは、6年生と1年生が、異年齢集団「おひさま班」のグループ毎に
中学校にあいさつ運動に出掛けました。
あいさつ運動と言っても、まずは中学生と顔の分かる親しい間柄になることが
大切です。子どもたちには中学校に「たんけんに行こう」と働きかけて、
出発しました。
中学生の皆さんが気さくに迎えてくれて、楽しい雰囲気の中であいさつ運動が進みました。
先週、2年生は挨拶のめあてを立てました。
「大きな声であいさつをする」「だれにでもあいさつをする」など、
1人1人が自分なりのめあてを立てていました。
丁度先週の道徳の時間に、挨拶について考える授業を行いました。
「大きな声を出すだけがよい挨拶ではない。心を込めて、礼儀正しくおじぎをするなど、相手によい印象を与えるあいさつはすべてよい挨拶である。」ということを勉強しました。
大きな声を出すことが苦手な人もいます。
そんな人は、ぜひ自分なりの「よい挨拶」を実践して、挨拶を交わすことの心地よさを感じ取ってもらいたいと思います。

6月5日 今週を振り返って

【6月5日】「全校+年長さん」さつまいも植え活動を行いました。
思い出パーク(旧小学校跡地)でさつまいもの苗植えをしました。
500本の苗を、3グループに分かれて小学生と保育園の年長さんで植えました。
苗植えをする前に教室で簡単な流れを説明すると、1年生は、昨年のことを思い出して、「去年も植えたよ。楽しかったよ。」と教えてくれました。
昨年までは、全校が一緒に異年齢集団「おひさま班」で活動していましたが、
今年は6年生とペアになって、少人数で植えることになりました。
6年生のおひさま班の班長さんが、植え方をやさしく教えてくれました。
一緒になかよく苗植えをすることができ、とても楽しそうでした。
地域の方も何人か参加してくださり、ポイントを教わりながら、
スムーズに作業することができました。
今後は、4年生が中心になって、さつまいものお世話を続けます。
秋には、全校で芋掘りを行います。大きくて美味しいさつまいもがどのくらい収穫できるのか、今から楽しみです。


行事が変更・延期・中止になったりする中、異年齢どうしが関わる活動を大切にしたいという願いをもって、今までは2月に行っていたナワトに大会を7月9日(木)に行うことにしました。
縄跳び大会を目標に、おひさま班での8の字跳びの練習が始まりました。
2つのおひさま班が一緒にグループをつくり、練習をします。
1年生は体育の時間に8の字跳びの練習を始めて、少しずつ上手になってきています。それでも上学年のお兄さんお姉さんと一緒に跳ぶのは、縄を回す速度も速くて大変なようです。1年生は6年生にあこがれる気持ちで、6年生は1年生から5年生までの気持ちを考えながら、優しく力強く練習しています。
これから毎週練習をして、楽しく跳べるようになってほしいです。

 


今週は、2年生「カラフル学年」に2つの記念日ができました。
1つは、毎週火曜日に「保健・給食委員会」が実施している
朝のハンカチ、ティッシュ調べで、いきなりパーフェクトを記念する
「ハンカチ、ティッシュ1日でパーフェクト記ねん日」、
もう1つは、体育の時間に行っている大縄跳びで目標にしている
「2分間で45回」達成を記念した「大なわもくひょうたっせい記ねん日」です。
いろいろな行事が中止になったり、先送りになっている今だからこそ、
みんなで目標をつくったり、喜び合ったりしていきたいです。

 

自分の中にしっかりとした「しん」のある子

私たち大人は、子どもたちに様々な願いをもちます。
「進んで学ぶ子ども」「思いやりのある子ども」「明るく元気な子ども」「粘り強く努力する子ども」いずれも素晴らしい人間像です。
教育の世界では、「進んで学ぶ子どもを育てる」「思いやりのある子どもを育てる」というように、どちらかというと大人が子どもに働きかけるという文脈で語ることが多いようです。
学校教育の根拠となる法律(教育基本法)では、「人格の完成」が教育の目的として目指されます。学ぶことも、思いやることも、他者に言われてするのではなく、自分の頭で考え、自分の言葉で語り、しっかりとした「しん」をもって行動することが大切です。更に、その結果が一人よがりではないかと自省する自立と自律の姿が想像されます。大人に働きかけられる存在から「卒業」し、子どもが自分自身の「個性、人間性、社会性」を発展させていく人となることを目的として教育が行われるということです。
さて、北条小学校の教育目標は、「つよい北条の子」です。
北条小学校の教育目標は、「こうしなさい」「ああしなさい」とは、語りません。「つよい北条の子」とは、子どもが、自分の中にしっかりとした「しん」をもち、自分で育て発展させていく子どもであると考えます。
どの子どもにも、自分の中にしっかりとした「しん」がある子に育ってほしいと願います。
そのためには、毎日の学習や活動が、「おもしろい」「楽しい」と感じ、喜びや希望がもてる学校をつくることが大切です。学級の中で「自分が認められている」、自分の学級は「思いやりの言葉」で溢れていると感じながら過ごしていることが大切であると考えます。
今年度は、次の3つの重点目標を設定しました。

◎「やってみたい」「おもしろい」「やったー」が聞こえる授業をつくる
◎自分や友達のよさを認める「思いやり」の言葉が聞こえる学級をつくる
◎目標を立てて行動する姿が見られる学校をつくる

お子さんが「やってみたい」「おもしろい」「やったー」という気持ちをもって学習ができているか、
お子さんが、自分の学級を「居心地がよい」を感じているかなど、重点目標が達成に向かっているか、子どもたちのアンケート結果や教育相談、保護者の皆様や学校評議員の皆様の評価や意見をもとに、学校の教育活動を改善していきます。どうぞ、よろしくお願い致します。

自分で考えて行動しよう~相手の気持ちを想像しよう

第2回 全校SSE

 

【6月1日】は今年度2回目の全校SSEです。
6月の生活目標は、“自分で考えて行動しよう~相手の気持ちを想像しよう”
です。
少し長くて難しいですが、
「自分で考え、行動しよう」と
「相手の気持ちを想像しよう」とは、
「相手の気持ちを考えて行動しよう」ということです。
今日のSSEでは「相手の気持ちを考えて行動する」とは
どういうことなのかをみんなで考えていきます。
では、「相手の気持ちを考えて行動する」と、
どんないいことがあるのでしょう?
みなさんは、こんな言葉を知っていますか?
「友達は喜びを2倍にし、悲しみを半分にする」
これは、自分の気持ちを誰かに分かってもらえると、
嬉しいときはもっと嬉しい気持ちになるし、
悲しいときは気持ちが楽になるという意味の言葉です。
嬉しい時や悲しい時に、友達が一緒に喜んだり悲しんだりして、
自分の気持ちを分かってくれたら、嬉しいし、安心しますよね。
相手の気持ちが分かって、一緒に喜んだり悲しんだりすることができる人は、
いろんな友達と仲良くなることができます。
今日は、みんなが友達ともっと仲良くなるために
“相手の気持ちを考えて行動する”ことを学習します。

さて、「相手の気持ちを考えて行動する」とはどういうことでしょう?

「相手の気持ちを考えて行動する」ためには、
「1.相手の表情(顔)や様子を見て、相手の気持ちを考える」、
「2.相手が嬉しくなる言葉がけや行動をする」の2つが大切です。

では、はじめに
「1.相手の表情(顔)や様子を見て、相手の気持ちを考える」
練習をしてみましょう。
ここに、いくつかの顔のイラストがあります。それぞれのどんな気持ちを表しているか考えてみましょう。
→いくつかのイラストを指しながら、
「これはどんな気持ちを表していると思いますか?」と問いかけ、
手を挙げて発表させる。
2~3人に発表させ、大きな拍手とお礼の言葉を伝える。

  
相手の気持ちを考えるためには、相手の表情をよく見ることが大切です。
もっと相手の気持ちを知りたい時には、直接相手に聞いてみてもいいかもしれませんね。 

 


次に、「2.相手が嬉しくなる言葉がけや行動をする」について考えてみましょう。
今から、先生達が劇をします。
相手が嬉しくなる言葉がけや行動をしているのは、どの人か考えてみてください。
また、自分だったらこうするなと考えながら見てください。
それでは、先生方よろしくお願いします。
みんなで合図の仕方を確認します。
先生がシーンごとに始まるときは『よーい』、終わるときは『はい』と言います。
みんなは、『よーい』と言われたら「アクション!」、
『はい』と言われたら「カット」と大きな声で合図をしてください。
では、1回だけ練習してみましょう。『よーい』「アクション」、
『はい』「カット」!いいですね。では、その調子でいきましょう。

※劇


さて、どうでしたか?
  
相手が嬉しくなる言葉がけや行動をするとは、どういうことかわかりましたか?
相手が嬉しくなる言葉がけや行動をするとは、
勇気を出して「あたたかいメッセージ」や「ふわふわ言葉」を使って、
優しい行動」をすることですね。
 
みんなできそうですか?

最後に、今日のSSEで大切なポイントを振り返ってみましょう。
今月は「相手のことを考えて行動する」ように意識してください。
「相手のことを考えて行動する」ために大切なことは、
「相手の表情や様子を見て、相手の気持ちを考えること」と
「相手が嬉しくなる言葉がけや行動をする」ことです。
それでは、教室に戻って、
今度は自分たちで話し合ったり、劇をしたり、見合ったりしながら
「相手の気持ちを考えて行動する」練習をしてみましょう。