学校だより
7月4日 いじめ見逃しゼロ集会
7月4日 児童会あげほ朝会でいじめ見逃しゼロ集会を行いました。
いじめがなくならない、継続化・深刻化する要因の一つに、間違った見方・考え方(シンキング・エラー)が
あります。
いじめに関するシンキング・エラーには次のようなものがあります。
①自分の言うことはいつも正しい。②これはいじめではなく「いじり」だ。
③いじめられている自分に悪いところがある。
④いじめをやめるように言っても変わらない。
①と②はいじめの「加害者」、③は「被害者」、④はいじめを見ている「傍観者」に見られる
シンキングエラーの例です。
集会の内容はせいかつ委員会の子どもたちが企画し、シンキング・エラーを全校で理解するために
「ウサギとカメ」のお話から導入する画期的なものでした。
委員会の子どもたちが「ウサギとカメ」を劇にして演示して、その中にある
シンキング・エラーは何かを投げかけました。
次に、教師が学校で起きる可能性のあるいじめの場面を演じました。
その後、教室に戻り各学級で教師も子どもも熱心に話し合う姿が見られました。
「ウサギさんは、カメに絶対に負けるはずはないと思って見下している。」
「カメさんは、かけっこだけでなく、スイミングでもきょうそうできる関係が良い。」
など、新たな視点が子どもたちから出ました。
話し合いをもとに、各教室で、これまでより一層「なかよく・かしこく」生活するための
約束や目当てが生まれました。
学校からいじめをなくそうとする子どもたちと教師に感謝