学校だより

2024年7月の記事一覧

7月23日 夏休み前集会を行いました

いよいよ明日から、子どもたちが待ちに待っていた33日間の夏休みが始まります。それに先だち、23日(火)に「夏休み前集会」を行いました。

校長講話では26日から始まるパリオリンピックの話をしました。オリンピックが4年に一度開かれるスポーツの祭典であること、柏崎市からも4名の選手が参加することや、オリンピックの理念が「スポーツを通して体と心を育てるとともに、異なる国や地域の人と交流することでお互いを認め合い、偏見や差別をなくすことで世界平和を実現する」ことを話しました。子どもたちには勝敗だけでなく、競技後の選手同士の触れ合いに注目してほしいと思います。

次に夏休み中に注意することについて生徒指導担当が話をしました。特に水の事故や交通事故、熱中症に気を付けること、そして生活リズムを守ることの大切さを説明しました。

明日から始まる夏休み。事故やけがには十分注意しながら過ごし、休み明けまた全員の元気な笑顔がそろうことを楽しみにしています。

 

7月22日 着衣泳を全学年で行いました

今年のプール授業の最終日に全学年が着衣泳に取り組みました。

1、2年生は通常の水遊び学習の後に、長袖、長ズボンの体育着を着てプールに入りました。服を着たまま歩く、浮く、プールから上がる活動を通して動きにくさを体感しました。

3、4年生は服を着たまま泳いだり、水の中で服を脱いだりして、水中で体が思うように動かせない体験をしました。ペットボトルを抱えて静かに浮く練習をして、浮く感覚だけでなく、用具を使うことで浮き方のコツを学習しました。

5、6年生は二人一組となり、一人が水の中に落ちたと想定してその対応について学びました。地上で引き上げるときの救助者の姿勢やペットボトルを要救助者に向かって投げる際のポイント、周りの人に助けを求める方法など実際の場面を想定して活動しました。

着衣泳は服を身につけたまま行う水泳学習です。「安全確保につながる運動」として学習指導要領にも記載があります。子どもたちには命を守る学習であることを指導し、体験してもらいました。プールと違い川や海は透明度も低く、流れや深みがあります。水に落ちても慌てずに「浮いて待つ」ことを意識する大切さを話しました。

この着衣泳をもって今季の水泳学習が終わります。保護者の皆様には、これまで子どもたちの健康管理や水泳用具等の準備をありがとうございました。

7月11日 学習参観「人権教育、同和教育」授業

 今回の参観は「人権教育、同和教育」授業ということで、すべての学年で人権について考える授業を行いました。どの子どもたちも資料を読んだり、これまでの体験を想起したりしながら集中して考える姿が見られました。

 学習研究室は読み物資料「ぼくのいいところ」を読み、自分のいいところ探しをしました。自分が認識していなかった自分の良さに気付く姿が見られました。

 1年生は資料「おおかみさんがひっこしてきた」をみんなで読みました。おおかみは、見た目は怖いですが優しい心を知って、外見だけで判断したり、決めつけたりしてはいけないことについて考えました。

 2年生は資料「たかしさんの黄色いズボン」を読みました。嫌なことを言われても勇気をもって正しく行動することの大切さを考えました。

 3、4年生は資料「どうしよう」を読みました。「男子だから」「女の子らしく」など、性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)について気付き、「自分らしさ」について考えました。

 5年生は同和教育資料「生きるⅢ」の「宙に消えた『ありがとう』」を読みました。身近にある様々な社会的な差別や偏見について考え、自分がどう行動するべきか考えました。

 6年生も「生きるⅢ」の資料を読みました。と場で働く人が受けた差別やその仕事内容について考え、誤った理解や無知が差別や偏見を生むことを知り、差別をなくすために自分ができることについて考えました。

 大洲小学校では人権を自分自身にかかわる身近な問題として気付き、考え、行動する意識を育てたいと考えています。一人ひとりの思いを大切にし、他者を尊重してお互いを認め合える心を育てられるよう、道徳教育を進めていきます。

 

7月9日 お話サークル「ありす」公演会

今日は年に2回ある、お話サークル「ありす」さんによる公演会の日です。全校児童が一同に集まり、楽しいひと時を過ごしました。ありすさんはもともと大洲小学校PTAによる読書ボランティアグループでした。読書の楽しさを子どもたちに伝えていくうちに、読み聞かせから紙芝居、そしてペープサート、人形劇と発表の幅を広げ、お子さんが卒業してもこうして大洲小の子どもたちのために駆けつけてくれています。結成して20年以上が経ち、今では親となった卒業生からも声をかけられるそうです。

今回は、紙芝居「うさぎのおいしい食べ方」、ペープサート人形劇「バナナの家族」を演じてくれました。紙芝居はメンバーの手作り、人形劇の脚本はオリジナルだそうです。どちらもとっても面白く、子どもたちも最後まで釘付けでした。最後に図書委員がプレゼントをもらったのですが、なんとこれがビックリ箱!開けると箱の中からカードが噴水のように湧き出し、大盛り上がりでした。

秋の公演は「影絵」だそうです。真っ暗な部屋の中で繰り広げられる幻想的な世界が今から楽しみです。

プール水泳が始まりました

 気温・水温も十分高くなり、いよいよ水泳シーズンのスタートです。皮切りに6月25日(火)に3年生から6年生がプールに入りました。34名が泳力別にカニコース、トビウオコース・イルカコースに分かれて初泳ぎを楽しみました。それぞれのコースでの目標を確認し、泳力の向上目指して練習に取り組みます。泳ぎが上達するには何をおいても水と仲良くなること。力を抜いて体を水にゆだねる感覚をつかむことで泳力がグーンと上がります。クロールで25m以上を泳げる児童はもっと速く泳ぐ、平泳ぎをマスターするなど自分に合った目標を立てて練習に取り組みます。

 少し遅れて、1,2年生は6月28日(金)が初泳ぎでした。1年生にとっては初めての学校のプールです。低学年は水泳ではなく「水遊び」。プールの中で歩いたり、走ったり、もぐったり、浮いたり、水中で息を吐いたりと水遊びを通して水に慣れることが目的です。たくさん遊んで水と仲良くなれるといいですね。

 大洲地区には、番神海水浴場に加え、港公園にもきれいなプールがあります。恵まれた環境でこの夏もたくさん水に触れてほしいと思います。