教育活動の様子
かざまき山への願いを込めて
15日、4年生の子どもたちが、グラウンドでどんど焼きを行いました。
12月の大雪で、新道小の宝物であるかざまき山の木もたくさん折れてしまい、中には根こそぎ倒れてしまった木もあります。このままだと、雪が解けて春になっても大好きなかざまき山で遊ぶことができないかもしれません。
4年生は総合の学習で、かざまき山をより楽しい遊び場にしようと山の整備をしてきただけに、無残に折れた木が散乱する山の姿が残念でなりません。担任と一緒にどうしたらいいだろう?自分たちに今できることはないかな…と考えました。
「もう木が折れませんように」「また、みんなが楽しく遊べるかざまき山に戻りますように」と願いを込めて「折れた木でどんど焼きをしよう!」というのが子どもたちの出した結論です。晴れ間を見て折れた木を拾い集め、乾燥させました。一部は木の枝の工作としても活用しました。
近隣の方が心配されないように事前にお知らせしたり、校内でもチラシを書いて他の学年や先生方にお知らせとお願いをしたり、安全にできるよう一生懸命考えて活動する4年生が、とても頼もしく思えました。
山の神様への願いを込めて行ったどんど焼き。大勢の保護者の方も見守ってくださる中、無事に行うことができました。自分たちで考えたことを実践した子どもたちの、やり切った!という表情に成長を感じました。
近隣の皆様のご理解に心より感謝申し上げます。