各学年の活動【4年生】

4年生

クリーンセンターを見学しました!

 4年生になって初めてバスに乗っての校外学習に出かけました。柏崎市のごみはどのように処理されているのか、どんなところなのか、働く人たちはどんな思いで仕事をされているのかを調べるため、柏崎市クリーンセンターへ出かけました。建物の中を見学し、いろいろな施設があることに驚いていた子どもたち。クリーンセンターの方からは、柏崎市のごみの量や分別の大切さについて分かりやすく教えていただき、一生懸命メモを取りながらお話を聞いていました。また、クリーンセンターの方に積極的に質問する姿や、進んで感想を発表する姿が見られ、子どもたちの意欲の高さに感心しました。

民謡を体験しました!!

 11月29日(月)、12月6日(月)に地域の民謡保存会の方を学校に招き、民謡を体験しました。社会の「新潟県の伝統と文化」と音楽の「日本各地につたわる民謡や郷土芸能」の学習と関連して、柏崎の伝統や文化に親しもうというねらいで活動しました。最初は、「できるかなー」と心配していた子どもたちも、活動を通して民謡の曲調や踊りの楽しさを感じていました。今回の学習では、「三階節」と「柏崎甚句」を体験しました。この活動を通して、来年のお祭りに積極的に参加できる子が増えるといいです。

サケのふるさと公園に行きました!!

 11月18日(木)に、サケのふるさと公園に行きました。市役所の方に来ていただき、説明を聞きながら学習しました。園内では、採卵の様子を見学したり、サケの遡上を間近で見たりしました。初めて見る光景ばかりで、子どもたちは興味津々でした。初めは、採卵の様子を「かわいそう」と話していた子どもたちも、活動を通して「命を繋ぐためには必要なことなんだ」「また来年も帰ってきてほしいな」と考えを深めていました。その後の地場産給食の献立にサケが並んだ際には、「頑張って帰ってきたサケだ」と学習を振り返りながら、大切に食べていました。この体験を通して、命の大切さや柏崎の自然環境の豊かさを再確認できてよかったです。

海ごみチャレンジパート2! In 中央海岸

 9月16日(木)に、海ごみチャレンジパート2を行いました。6月に行ったパート1では、ビンゴゲームでいろいろな種類のゴミを集める活動に挑戦しましたが、今回は、中央海岸のごみが以前より少なかったので、1% for kashiwazakiのみなさんから違う活動を提案していただきました。

 まずは、ペットボトルやうき、漁網などのごみが、波や風に運ばれてテトラポットの内側にたくさんたまっている現状を見ました。子どもが下りて拾うには危ない場所なので、事前に集めていただいたごみ袋をみんなで協力し、約30袋運びました。しかし、テトラポットにはまだたくさんのごみがあります。何とかしなければいけない問題だと感じた子が多かったようです。

 次に、砂浜の中から小さなプラスチックごみを拾って、粘着テープが貼られた段ボール板に貼り、魚の絵を作る楽しい活動に取り組みました。活動の最後に、鳥が小さなプラスチックごみを餌と間違えて食べてしまうことを教えていただき、この活動の意味を実感したようです。

 学校に戻ってからは、2回の海ごみチャレンジの感想と、前期に総合や社会の学習を中心としてごみや水をめぐる問題やSDGsについて学んだことを振り返りました。子どもたちの振り返りには、これまでの活動を通して感じたことや柏崎の海・環境問題について考えたことなどが素直な言葉で書かれてあり、成長が感じられました。

同和学習をしました②

 今回の同和学習では、うそをついてしまわなければならなかった主人公のつらい気持ちを想像し、その子がおかれている状況に思いを寄せて仲間としてできることを考えました。話合いの中では、「うそはいけないけど、かずこさんの気持ちは分かるな」「(資料のように)友達から自慢されたから、うそをついてしまったんだと思う」という意見が出ました。また、同じクラスの友達だったら何ができるか考えたところ、「話を聞いてあげたい」「味方になってあげたい」「何か手伝いに行ってあげたいな」という優しい意見が出されました。チャレンジ学年は、つらい思いをしている友達に寄り添い、声をかけられる優しい子が多く、大変頼もしく感じました。