学校の様子
4月9日 授業が始まりました
自分の中にしっかりとした「しん」がある子ども
【4月9日 道徳の授業から】
4月8日は、学級活動の他に、国語や算数などの授業が始まりました。
本日9日は、学級担任以外の先生による理科や社会の授業や特別の教科道徳の授業も行われました。
3年生教室に入ると道徳の授業が行われていました。「あいさつ名人」というお話を取り上げていました。元気のいい「とおるくん」は、いつも大きな声であいさつをします。それで「あいさつ名人」と言われています。はずかしがりやの「せいやくん」は、「あいさつが苦手」です。大きな声であいさつができる「とおるくん」がうらやましいと言っています。
ある朝、学校へ行く途中、近所の「おばあちゃん」に会いました。「とおるくん」は大きな声であいさつをしました。でも、「せいやくん」は、だまって見ていました。
それから少しして、「せいやくん」が次ように声をかけたのでした。
「足、だいじょうぶですか。」「お大事にしてください。」
「おばあちゃん」をだまってゃん」のをじってみていたわけが分かった「とおるくん」は、「せいやくん」こそ本当のあいさつ名人だと思いました。
元気よくあいさつすることは、とても大事なこと。どの学校でも行われています。しかし、何のためのあいさつでしょう。大きな声を出すことが目的ではなさそうです。
つよい北条の子は、たとえ物静かでも、自分の中にしっかりとした「しん」がある子だと思います。「せいやくん」の中には人を思いやりる「しん」が感じられます。それに気付いた「とおるくん」には、相手のよさを認める「しん」が感じられます。
北条小学校の子供たちには、自分の中にしっかりとした「しん」がある子どもになってほしいと願います。
4月の学級活動
【学級活動】
午前中は、それぞれの学級で、学級の目当てについて話し合ったり、学級での「係」や「当番」を決めました。6年生教室に入ると、丁度学級の係を決めているところでした。昨日は緊張気味でしたが、この頃になると発言が活発になってきました。昨年あった係を思い出し、改善を加えました。加藤先生が意見のよいところを取り上げながら、係と担当者が決まっていきました。最後は、学級委員の選出です。加藤先生が学級委員になりたい人を募ると、さっと2人が手を挙げました。とかく尻込みしがちな学級委員に、さっと立候補する姿は、とても頼もしく、これからの6年生が楽しみになってきました。後で、聞いてみると「みんなのために今年はやってみよう!」という気持ちで手を挙げたそうです。2人の学級委員さん。最高の学級を目指して張り切って務めて下さい。
4月8日 新学期2日目になりました。
【登校の様子】
新学期2日になりました。1年生と一緒の登校です。それぞれのバス停や合流場所まで送って下さったご家庭のみな様ありがとうございました。また各地域で交通指導に立って下さっている皆様ありがとうございます。立哨場所から学校までは一緒に歩いて下さいます。本当にありがたいことです。
子供たちは、本来ならば、間隔を空けずに歩くところですが、今回のように間隔を空けて歩くのは、難しいことでしょう。各登校班のリーダーのみなさん、本当にありがとう。
【朝の様子】
学校に着くと、教頭先生をはじめ先生方が、子供たちを迎えます。新学期から、学校に入ったらまず、手洗いをします。「ハッピィバースデー」2回分くらい時間をかけるときれいになるそうです。手を洗っている子に尋ねると「感染者が出ないようにという気持ちで洗っている」と言っていました。自分だけでなく、みんなのために行動する姿に胸を打たれます。
【給食の様子】
いつもなら、きれいなランチルームで全校が介して給食を取ります。今は、みんなが同じ方向を向いて、お話しをしないで食べています。5年生6年生は、自分たちの教室で給食を食べます。ランチルームでは西山先生が、このような食べ方になった趣旨を話してから、給食をいただきました。初日はカレーライスとデザートがつきました。10頃から「おなかがすいた」と言っていた元気な1年生は、あっという間に完食していました。
学級スタート
写真は6年生教室
【学級活動】
始業式の後は、各学級で学級活動がありました。
短い時間ですが、この1年間の方向を子供たちと共有する大切な場面です。
2年生以上のどの学級でも、担任が学級に対する思いを語っていました。
共通していたのは、人の失敗を笑ったり、人が嫌がること(いじめ)をせず、
思いやりの言葉をかけ合い、
みんなで力を合わせて、物事をやりとげようということです。
どの学級も、「思いやりの言葉」のあふれる
最高の学級をみんなで創っていってほしいと思いました。
入学式
【入学式】
入学式は、体育館で行いました。
席の間隔をあけ、窓を開けて実施しました。
12人の新1年生は、名前を呼ばれると
どのお子さんもしっかりとした返事をしていました。
座り方もきちんとしていてとても立派でした。
校長は、へび年生まれの干支にちなんで、へびの「あおクン」が活躍するお話をしました。
このお話しを通して、
人のよいところを見付けられる人になってほしい。
人のよいところは、勉強しないと見つけられないことがある。
勉強して、よいところを見付けられる人になってほしい。
とお話ししました。
すると、1年生から「ハイッ」と元気のよい返事が返ってきました。
このような、素敵な子供たちで出会わせてくれた保護者の皆様に感謝いたします。
職員で力を合わせて、このお子さんをしっかりと育てます。
どうぞ、よろしくお願い申し上げます。