学校の様子
メディアについて、みんなで真剣に考えた・・・~道徳~
すこやかウイークに合わせて、望ましい生活習慣や学習の仕方について、各学年が道徳授業で考え、そして議論しました。
1年生は、メディアとはどんなもので、その良さと悪さを考えていました。
2年生は、家庭での様子を記入した「すこやかチャレンジカード」を前にして、テスト前の自分の生活と今までの生活の仕方の違いを振り返っていました。
3年生は、「メディアとは何か?」ちょっと1年生とは違った考え方をしていて、これには私も腑に落ちました。
「みんなは、スマホやタブレット、インターネットやSNSをしたいのではなく、それを通じて好きな曲を聞くと⇒楽しい、元気が出る、それを通じてやるゲームから⇒快感やスリル、を得ているんです。メディアとはmedium(中間の)から来てるんです。あなたたちは、メディアに触れることで、実は楽しさや感動や喜びを手にしていたのです」という、さすが英語教師らしい切り口の話でした。喜び楽しみを得たいがために、長時間メディアに触れている現実。真剣に3年生たちは、考えていました。
今は、「未来をたくましく生き抜く力を得るために⇒国語、数学、社会、理科、英語を学ぶ」ことが大切。言い換えれば、各教科をメディアとして、知識や思考力、表現力等の「力」を手にしていきます。そう考えると、実感が出てきます。「自分をコントロールして、けじめある生活をしよう!」
さあこの週末、君の24時間を最大限有効に使おう!
6月は、人権について考える月間
6月は人権について考える月間です。
世の中にある差別の実態や差別の不当さや理不尽さを知るとともに、陰に潜む差別にも気が付く人権感覚を磨き、差別をしない許さない、差別をなくしていこう、という態度を養う機会としていきます。
人権擁護委員の方が2名来校してくださり、生徒会の本部役員と共にさわやかなあいさつを交わしながら、パンフレット等を配布してくださいました。「誰もが、自分を尊重され、自分らしく生き生きと生活ができる」。それは学校だけでなく、社会全体がそうなっていくことを目指さなくてはなりません。学校では、道徳教育を含め、全教育活動で取り組んでいきます。
すこやかウィークの進捗状況
さて、すこやかウィークも折り返しに入っています。御家庭での生徒たちの様子はいかがでしょうか?
写真の通り、学年ごとに生徒の取組の平均値を玄関に掲示しています。したいことを少し我慢して、学習時間を確保している様子が伝わってきます。テストは結果が出てしまうわけですが、この「努力の過程」をくみ取ってやって、結果以上に努力している姿を褒めてやってください。テストまで、あと4日!
学習に熱が入る時 ~理科・2年生~
中間テストが近づき、各教科で指導にも熱が入ります。
テスト範囲の復習をしていたり、確認の小テストをしていたりする姿が見られました。2年生の理科では、復習させながらも、次の単元に関心を持たせる工夫がありました。電気についていろいろ学習した2年生たち。そこに、「日本の電池王と呼ばれた人が、じつは長岡にいたんだ!」屋井 先蔵(やい さきぞう)さんを紹介し、生徒の関心を引き付けていました。
先々、ネギの細胞分裂を見せたい担任は、画像で先の見通しを示していました。これにも生徒は、「おぉ――!」と驚きの好反応。「学習」が「楽しむこと」につながっていくとき、自ずと学力も向上していくものと、見ていました。さてテスト期間の時間の使い方、頑張って!
前期中間テスト、1週間前!②~すこやかウィーク~
中間テストが近づくのに合わせて、西山中学校区では「すこやかウィーク」を設定しています。小中学校共に、望ましい生活習慣をこの機に確認しよう、ということで保護者の皆様にお願いをしています。
高度情報化社会の進展に伴い、多くの情報が様々な「メディア」によって垂れ流されています。便利な反面、嘘や詐欺行為の情報も溢れます。また、情報の入手先はテレビから、インターネットに主役は変わっており、インターネットでは、さらに情報は氾濫し、好きな番組をそれこそ永遠に見続けられたり、ゲームもオンラインで友達や見知らぬ人とできたりします。これも、24時間やろうと思えばやれる状況です。インターネットの世界に身を置き続けることによって、ネット依存という、状況が問題となってきました。「やめたい、やめなくてはならないと思うけど、やめられない」という依存症。精神的な病気で、専門の治療をしなくては治らないそうです。
また、最近の事件からその存在が注目された「ネットカジノ」。もちろん違法なのですが、カジノサイトの多くは外国にあり、摘発するのは難しいのだそうです。やろうと思えば、数千万円のお金が流れてしまうのは、驚きでした。
保護者の皆様に、学年だより、そして、リーフレットを配付いたします。熟読していただき、上のような状況から子供たちを守っていただきたいと思います。スマートフォンやゲームは、いろんな世界につながっています。危険について教えていただき、しっかりとした家庭のルールを作っていただきたいと、お願いをいたします。そして、子供たちに「一日は誰にとっても24時間しかなく、その使い道の違いが人の生き方の違いにつながる」ということをお子さんと話し合ってみてください。
前期中間テスト、1週間前!①
5月も残り少なくなりました。間もなく6月を迎えます。
6月は、部活動は地区大会があります。3年生にとっては、今までのすべてを出し切る時。しかし、よくしたもので、その前には、前期前半の学習内容をまとめる「前期中間テスト」があります。水曜日から部活動もなくなり、全集中でテスト勉強に向かう時となります。
今日の1限の学級活動をのぞいてみると、1年生はテストに向けてみんなで頑張ろうと、テストの計画を見直したり、苦手の学習を教え合ったりしていました。担任からの檄もあったことでしょう。何と、モニターには「エビングハウスの忘却曲線」が示されていました。これは、一度覚えたことは、早く復習を行うほど、その再現率が高い。つまり、早く復習をする方が、思い出しやすく、学習効率が良いというものです。
家に帰ったら、早めに復習をせよ!ということですね。みんな、がんばれ!
基礎力テスト ~数学の第1回~
5月第2週に行われた「基礎力テスト~英語の第1回~」に続き、今日は数学が行われました。
今日は朝から緊張感がありました。教室をのぞくと、どの学年も真剣にテストに向かっていました。日々仲間と共に楽しく、そして知識や技能を身に付けるべく学習しています。それがきちんと身に付き、自分の力となっているか、を確認するのが基礎力テスト。全員が「合格」を目指して頑張ります。そして、この基礎力を基にして、さらに考えを深め自ら表現する力を養っていきます。
テスト後の復習がいきます。できなかったところは、すぐに確認!間違えてもいい。何度でもチャレンジして、確かな力を身に付けていこう!
これが、パフォーマンステストだ! ~理科・2年生~
2年生の理科の授業をのぞいてみました。
教室の場合は、いつものようにモニターに次々と映し出される、既習内容を隠したワードをみんなで応えながら復習やら、実験の振り返りやらが進んでいきました。
さて、というところで、ま白い紙が配られたのです。それは「パフォーマンステスト」。
これは、学習指導要領が変わり、学習を評価する物差しである三観点も変わりました。1、2点目は前からある教育の不易の「知識・技能」と「思考・判断・表現」です。3つ目が新たに設定された「主体的に学習に取り組む態度」です。これは、どう見取るのか、何をもって見取るのか。私が着任早々、先生方に確認をしたところです。これは、「自ら学習を調整しようとする」ことや「粘り強い取り組みを行おうとする」ことを見取って評価をしなくてはなりません。もちろん各教科ごとにやり方は違ってくると思います。その教科なりの見方考え方を生かしながら、学んだ知識理解を活用すべく、未知なる問いに向かって思考し判断し表現している生徒たちの姿や成果物で見取っていくものだと解釈しています。
さて、パフォーマンステストを見ると・・・細かい解答欄などありません。課題がポツンとあり、担任からは「教科書見てやっていいから」と一言。つまり、教科書に応えはなく、身に付けた技を確認しながら白い紙にアイデアを描く。体育なら練習成果発表会、みたいなものです。課題は・・・「銅とマグネシウム、どちらの還元力が強いか、確かめるための実験を考えなさい…」
さて、生徒たちはどんな答えを書いてくるのか?ワクワクしますね。学ぶことは、楽しい!
何に見える?! ~国語・1年生~
1年生の国語の授業をのぞいてみました。
教科書には、いくつかの絵が載っていました。「何に見える?」と聞いてみると、人によって見え方が違う不思議な絵でした。「え~~~!どうやったらそんな風に見えるの?」と生徒たちは、絵に引き込まれていました。「ねぇ、何に見えるの?どうやったらそう見えるの?」伝え合う行動が自然と生まれています。
題材は、「ちょっと立ち止まって」というものでした。国語の学習としては、説明文の「序論」「本論」「結論」の組み立てを学ぶのが狙いです。しかし、「同じ柄なのに、人によって、或いは見方によって見え方も感じ方も変わる。」ということを、瞬時に教えてくれたこの絵たちの教育力に感服です。物事の多様性を知った生徒たちは、「正解は一つではないこと」「相手の意見(ここでいう見えたもの)を頭から否定してはならない」ということを学んだような気がします。
2枚目の絵(著作権の都合上載せられないので、お子さんの教科書を是非一緒に見てみてください!)を、「鏡台を見る女性」としか見えてなかった生徒が、仲間に教えられて「どくろ」に見えた瞬間
「ひゃあああああ~~~~!」と叫んだ。このことを彼はきっと忘れないだろう、と嬉しくなりました。
あいさつ運動、展開中! ~全進、西山中~
生活委員会が、玄関であいさつ運動に取り組んでいます。明るく元気な声が響き、学校中が爽やかな雰囲気に包まれています。昨日は、雨の中でしたが、しっかりと活動してくれた生活委員たち。週初めの重い雰囲気が全く感じられないステキな朝のスタートでした。今日は、雲一つない晴天下。本当に気持ちの良い朝でした。
全進、西山中生徒会。生徒会本部役員だけではなく、いろんな委員会でいろんな生徒たちの一人一人の前向きな取組で、素晴らしい学校文化をさらに磨いていってほしいものです。