各たより

2023年6月の記事一覧

令和5年6月28日 「命を救う」授業

今日は、全学年の保健体育で、AEDの使い方を学習する「命を救う」授業を実施しました。

本来は中学2年での学習内容ですが、西山中学校では毎年全学年で繰り返し実施しています。

導入で、5分ほどの動画を見ました。心臓突然死で命を落とした10代の若者、AEDによって命が救われた人たち、

本人や周囲の人々の言葉に、涙が出そうになる動画でした。

その後、命を救うためには、正しい知識と技能が必要であること、

知識・技能を正しく実践するには、勇気と行動力が絶対に必要であること、

大きな声を出して1秒も無駄にしない行動を実践することを確認しました。

続いて、1 安全の確認 → 2 反応の確認 → 3①助けを求める・②AED・119番通報の依頼

→ 4 呼吸の確認 → 5 胸骨の圧迫 → 6 AED装着 の正しい手順を学びました。

その後、心肺蘇生トレーニングボックスを使って、個別に実践しました。

 

 

 

 

 

 

最後に、より実物に近い人体モデルとAEDトレーニングキットを使って、グループ演習をしました。

生徒の学習に合わせて職員研修の一環で参加した職員が最初に実践し、続いて生徒が実践しました。

 

 

 

 

 

 

目の前の誰かに一大事が起きた時、大切なのは「知識」を生かす「意識」です。

今日の授業では、「勇気」と「行動力」という言葉で表されていました。

今日は、大きな声で助けを求める「練習」をしましたが、大声を出せる生徒もいれば、そうではない生徒もいました。

西山中生が、現在も未来も「意識」を持ち続けて、いざという時に誰かの命を救う行動力を発揮することを願います。