各たより

2022年10月の記事一覧

伝えることが、楽しい! ~1年生・英語~

 1年生の英語の授業をのぞいてみました。

 春から始めた中学校の英語の授業。今日は、どうやら所有格、所有代名詞の学習のようです。絵を見ながらボールやギターなど様々なものが、「誰のものなのか」と英語で話しています。今日は、ALTの福田コートニー先生がいらっしゃる日で、英語のネイティブな発音を聞きながら授業に取り組める日。生徒たちのテンションも何割か増しに上がっていたようです。

 ゲーム形式で楽しみながら、とにかく話す機会を増やしてどんどんいろんな人に挑戦です。英語はツール。話すため、意思を伝えるための道具です。間違いを恐れず、どんどん伝えあって上手になって欲しいものです。

 

ステージ練習、始まる! ~合唱祭に向けて~

いよいよ、ステージ練習が始まりました!

1年生の様子です。狭い教室では、響いていたように感じていた声も、広い広い体育館では聞こえ方が違います。今の実力を確認し、自分たちの課題を確認しました。これから本番まで、どうなりたいかを心に年次、そして何より、各パートとのハーモニーをつくるため、心を一つに力を合わせてほしいものです。まだまだ、十分に時間はあります!

心動(こどう) ~合唱祭~

 後期は合唱祭への取組からスタートしました。

 準備はすでに夏前から始まっていましたが、いよいよ合唱祭実行委員会から今年度の合唱祭のテーマとなるスローガンが、生徒朝会で発表されました。

 今年度のスローガンは「心動(こどう) ~届けよう この思い~」

 学級全員で、西山中生徒全員で、歌に込めたそれぞれの思いを会場中に響かせて届けよう、というものです。そのために、朝会では一人一人がどんな思いで取り組んでいくのかをカードに書くことになりました。皆真剣そのもの。どんな思いが書かれているのか、とても楽しみです。きっと、仲間を思う気持ち、保護者への感謝など、温かい心が込められているのでしょう。

 それを受けて、本格的に合唱練習も始まりました。昼休みの様子ですが、真剣そのもの。10/29がとっても楽しみになりました。

令和4年度 前期終業式・後期始業式 ~終わりは始まり~

 体育祭明けの今日は、前期の終業式・後期始業式です。

 本校は間に秋休みを取らないため(夏休みを削って授業を増やしていないからです)、終わりと始まりの日が重なります。何か不思議な日ではあるのですが、そもそも「終わりは新しいことの始まり」でもあります。終わったことをしっかりと振り返り、良いことは続け改善点があれば、それを始まりに生かしていってほしい、そんな話から今日の講話をスタートさせました。体育祭の躍動、個々に果たした役割、集団としてのまとまりを振り返りながら、後期2つの目標をもてるよう2つの話をしました。このことについては、学校だより等でお伝えしたいと思います。 

 さて、学年代表3名と、生徒会代表1名から、前期の振り返りと後期の目標について話がありました。

 1年生代表は、「たくさんの初めてのことがあり、とても大変な前期だった。しかし、みんなで協力し何事も乗り越えてきた。二つの小学校が一緒になっていろんな違いも協力してやってきたことで、みんなが一つになれた。大きな前進(全進=これは生徒会スローガン)だった。」と、堂々と話しました。

 2年生代表は「今まで感じていた男女の壁がなくなってきた。今まで人任せにすることが多かったが、これからはもっと積極性を持ち行動していきたい。今の3年生のようになる」と、原稿に目をやらず、しっかりと前を向いて話す姿はとても立派でした。

 3年生代表は「体育祭を経て、仲間と協力する大切さを心から感じた。卒業に向けて最後まで、後輩の見本となるよう頑張りたい」と、やがて来る巣立ちの日を目指したさらなる成長について述べてくれました。

 生徒会代表は「まだまだ生活を見直し、もっともっと素晴らしい学校にしていこう」と提案がありました。どの代表も態度が素晴らしく、言葉に心がこもっていました。それを聞いている生徒諸君の態度も立派でした。

 私からは、「さらに心のレベルを上げた、温かい後期に必ずやしよう!」と話しましたが、生徒たちの真っ直ぐな目線にその手ごたえを感じた良い式でした。

 

 

 

 

 

晴天の下、秋風吹く爽やかな季節の中で! ~令和4年度 西山中・体育祭~

 9日、日曜日に延期した体育祭。予報通り秋空澄み渡り、素晴らしい天候に恵まれました。

 両軍ともに、一致団結した最高の軍をつくって臨んだ本番。これまでの練習で、1~3年生の学年差を感じない真剣な取り組み。「よくここまで集団を育ててきた」と、開会式で3年生、そしてリーダーたちを褒めました。どちらが勝つのか、結末が分からない、互角の戦いの始まりです。。

 各軍の目指すものを象徴するパネルも、雄々しく優美なものに仕上がりました。

 両軍火花を散らして正面から堂々と戦った各競技と応援。最終的には1点差で、青軍が総合優勝と成りました。応援賞を取った紅軍の団長は「総合優勝したかった。でも、それをした青軍は素晴らしかった」と、最後にエールを送っていました。今まで準備段階から、点数の集計による勝負は続いていたわけですが、自分たちの負けた理由を問うのではなく、「全力を尽くした自軍を越えて行った、相手の努力を誉める」という、素晴らしい人間性を示したくれたことに、生徒と言いながら、感服する思いでした。

 心にあるものをすべて吐き出すような躍動する姿、仲間を思いやり励ます姿が、準備から本番まで随所に見ることが出来ました。「感動した」という言葉しかありません。

 最後は、早く帰りたいだろうに、「パネルのかたづけを手伝ってくれるかな?」という声かけにも笑顔で協力してくれた2年生たちの姿にも、心洗われる思いでした。その2年生たちが言いました。

 「次の合唱祭は、もっと皆さんを感動させますから!」と。育ち育てられ、時代のリーダーたちが頼もしい成長をしています。

 御来場いただいた保護屋の皆様。応援をいただいたりテントの片づけを手伝っていただいたりしたことに、心より感謝いたします。ありがとうございました。