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2021年12月の記事一覧

第5学年社会 UX出前授業~アナウンサーさんってすごい!

 12月9日(木)に社会科「くらしを支える情報」の学習の一環として、UX新潟テレビ21から3名の方がいらっしゃいました。そのうち1名は、現役のアナウンサーである大石悠貴さん。「普通に話しているときも内容が聞き取りやすい…」と子どもたちに大絶賛の声で、UXの会社やニュース番組が作られる様子について、詳しく教えていただきました。

 テレビ局(UX)では、ニュースが放送されるギリギリの時間まで編集作業が行われているそうです。速報が入ってくるとその日に放送予定だった内容がガラッと変わり、テレビ局の様々な役割の人たちが臨機応変に対応しなければならないことも。もしものために、災害が突然起きた場合のニュースの伝え方も練習を重ねているそうですが、アドリブでの対応も求められる大変な仕事です。私たちが普段目にするニュース番組1つをとっても、たくさんの人たちの苦労が詰まっていることを知ることができました。

 授業の中では、ニュースの映像に合わせて原稿を読む「アナウンサー体験」も数名やらせていただきました。原稿を読みつつ、映像の進み具合も確認し、話し始めるタイミングを計るのは、なかなか難しいようです。これを毎日正確に、聞き取りやすく伝えているアナウンサーのみなさんのすごさを、子どもたちは改めて実感しました。お子さんとニュースを見る機会があったら、ぜひテレビ局の裏側について聞いてみてください。

 

全校 ESD集会

当校は、ESD(持続可能な社会の担い手を育む教育)に取り組んでいます。ESDの視点として、環境、国際交流、いのち、地域等があります。11月30日(火)に国際交流として、産業大学の留学生を招きESD集会を行いました。モンゴル、スリランカ、ベトナム、インドネシアから5人の留学生が当校を訪問しました。

2年生を担当してくださったのは、モンゴル出身のトゥブシンザヤです。モンゴルについてたくさんのことを知ることができ、子どもたちはとても満足そうでした。また、トゥブシンザヤさんのお話が終わると、質問が止まりませんでした。「モンゴルには、どんな遊びがありますか?」「保育園はありますか?」「雪は降りますか?」など、日本との違いに触れ、学びの多い時間となりました。最後には、モンゴルのかけ算や数字の読み方を教えてもらったり、「ありがとう」や「さようなら」の言い方を教えてもらったりしとても楽しそうにしていました。お見送りの時には、教えてもらった「ありがとう」「さようなら」で名残惜しそうにお別れしました。今回の国際交流は、子どもたちにとって、とても良い出会いの場となったに感じています。

5年生教室には、インドネシアのムハンマド アブドル カリム モンタナロさんがいらっしゃいました。(とても長いお名前ですが、神様の名前+お母さんの好きなバンドの名前からとったとのことです。)

 インドネシアの小学校では制服を着用するそうで、色は国旗と同じく赤と白を基調としたものだそうです。伝統的な儀式を毎週行ったり、降水量が多く頻繁に洪水が起きたり、たくさん現れるヤモリが人の役に立っていたり…。日本と同じく、アジア圏の島国であるインドネシアですが、私たちには馴染みのない文化や風習がたくさんあることを知ることができました。

 

 

第5学年 総合的な学習の時間「お米を使ったお菓子作り、炊飯実習」

5年生の総合では米作りを体験しながら、米に関することをたくさん学んできました。

米作りの一部を実際に体験してみることで、米が食べられるようになるまでにたくさんの人たちの苦労や努力が込められていることに気付くことができました。そして米を販売してみることで、米を買ってもらうためには、多くの人に「食べてみたい」と思ってもらえるような工夫が、売り手側にも必要だということが分かりました。

「もっと多くの人に、たくさん米を食べてほしい。」子どもたちの中ではそんな思いがだんだんと強くなっています。総合の学習のまとめに向け、最近の授業で行った活動の様子を紹介します。

米を加工したお菓子作り

夏に行った調べ学習では、米の魅力の1つとして「様々な食べ物に加工することができる」ことが挙げられるということが分かりました。そこで、総合の学習に米を活用して作りたい料理を調べ、実際に作ってみました。話し合いの結果、炊いた米を白玉風に茹でて作る「フルーツポンチ」と、米を米粉にして作る「スコーン」を調理することに決定しました。

 必要な材料、分量、作り方をグループごとに調べ、調理実習当日も自分たちで役割を分担しながら、調理を進めることができました。「普段食べているスコーンと同じくらい美味しかった」、「自分たちで全部調べて完成させることができたから、達成感が大きかった」、「他の米を使った料理にも挑戦してみたい」など、ご飯として食べる米とはまた違ったよさに気付いたり、自分たちの頑張りを称賛したりする言葉がたくさん聞かれました。

 スーパーや飲食店、コンビニなどでも、米粉を使った商品が並んでいます。気にかけて見てみると、「こんなものにも使われているのか!」という発見があるかもしれません。

調理実習(炊飯)

 春から育ててきた米を鍋で炊飯しました。水の量と火加減が重要なので、子どもたちは鍋の様子をじっくりと観察して調理を進めていました。

「ブクブク泡が出てきた!火が強すぎる?」「な、なんか焦げ臭い…?」

 ハプニングが発生しながらも、全てのグループが米をふっくらと炊き上げることができました。つやと甘みの強いかがやき米、とても美味しかったです。